コラム一覧
2026.01.21
矯正治療・・・
むし歯・歯周病予防が重要な理由 ― 歯並びと口腔管理を同時に考える ― 矯正治療というと、「歯並びを整える治療」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。 しかし実際には、矯正治療は歯を動かすだけで完結するものではありません。治療中のむし歯や歯周病の管理、そして治療後の長期的な安定まで含めて考える必要があります。 矯正治療は「歯を動かす」だけの治療ではありません 矯正治療では、歯が少しずつ移動することで歯並びや噛み合わせが改善していきます。 その一方で、 歯と歯の位置関係の変化 清掃しやすさの変化 噛み合わせの力のかかり方の変化 など、口腔環境全体が大きく変化します。 そのため、矯正治療は見た目の改善だけでなく、口腔内の健康管理と常にセットで考えるべき医療行為です。 なぜ矯正中は、むし歯・歯周病のリスクが上がるのか 矯正治療中は、以下のような理由からむし歯や歯周病のリスクが高くなることが知られています。 歯が動くことで、清掃しにくい部位が生じる アタッチメントや装置周囲にプラークが停滞しやすい 噛み合わせの変化により、歯や歯周組織に負担がかかる 特に成人矯正では、すでに修復物が入っている歯や歯周病の既往があるケースも少なくありません。 そのため、矯正中のリスク管理は治療結果を左右する重要な要素となります。 マウスピース矯正でも予防が重要な理由 Invisalignをはじめとするマウスピース矯正は、「取り外しができるから清潔に保ちやすい」と思われがちです。 確かに、食事や歯みがきの際に外せる点は大きなメリットです。 しかし一方で、 装着時間の管理が必要 外したままの時間が長くなると歯が動かない 自己管理が不十分だと、かえってリスクが高まる といった側面もあります。 マウスピース矯正であっても、定期的なチェックと予防管理は不可欠です。 当院が「矯正と予防管理を同時に行う」理由 当院には矯正専門医が在籍しています。そのうえで、むし歯・歯周病・補綴・インプラントなど、各分野に専門性を持つ歯科医師が連携し、矯正治療に関わっています。 矯正治療中に起こりうる、 歯肉の変化 炎症の兆候 修復物とのバランス 抜歯の必要性 こうした点を矯正だけの視点ではなく、口腔全体として評価できることが総合歯科としての強みです。 また、必要に応じた処置や抜歯も院内で対応できる体制を整えています。 矯正治療を「長く安定させる」ために大切なこと 矯正治療のゴールは、歯並びが整った瞬間ではありません。 噛み合わせが安定していること むし歯や歯周病がコントロールされていること 治療後も良好な状態を維持できること これらがそろって、はじめて治療が成功したと言えます。 当院では、年齢だけで治療の可否を判断することはありません。実際に、現在も78歳の方が矯正治療を受けていらっしゃいます。 大切なのは年齢ではなく、その方の口腔状態と治療目的です。 矯正を検討されている方へ 矯正治療に不安を感じるのは、自然なことです。 だからこそ、歯並びだけでなく、むし歯・歯周病の予防や将来の治療まで含めて総合的に相談できる環境が重要だと考えています。 当院では、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に確認し、長期的な視点で矯正治療をご提案しています。 関連コラムのご案内 インビザラインを検討する際に、あわせて知っておきたい内容については、以下のコラムも参考にしてください。 ▶︎ 私はマウスピース矯正に向いている?それともワイヤー矯正に向いている? ▶︎ インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて 矯正治療は、歯並びを整えることだけを目的とするものではなく、むし歯や歯周病の予防、治療後の安定まで含めて考えることが重要です。 今回は、マウスピース矯正を中心に、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。 ご自身に合った矯正方法を知りたい方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2026.01.21
インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと
インビザラインは、目立ちにくく取り外しができる矯正治療として、多くの方に選ばれています。 一方で、「思っていた結果と違った」「もっと事前に知っておけばよかった」と感じる方がいるのも事実です。 インビザラインで後悔しないためには、装置の特徴だけでなく、治療計画・管理体制・ご自身のライフスタイルまで含めて理解しておくことが大切です。 インビザラインで「後悔」と感じやすい理由 インビザライン治療で後悔につながるケースの多くは、装置そのものではなく、以下の点に原因があります。 治療前の説明が十分でなかった 自分の歯並びに適した治療法かを理解していなかった 治療中の管理や通院の重要性を軽く考えていた これらは、治療前に知っておくことで十分に防ぐことができます。 治療計画の重要性を理解する インビザライン治療では、治療開始前にシミュレーションを行い、歯の動き方や治療期間の目安を立てます。 どの歯を どの順番で どの程度動かすのか この治療計画の精度が、最終的な仕上がりや満足度に大きく影響します。 「マウスピースだから簡単」という治療ではなく、診断力と計画性が求められる矯正治療であることを理解しておくことが大切です。 装着時間と自己管理の重要性 インビザラインは取り外しができる反面、装着時間の管理が治療結果に直結します。 一般的には、1日20時間以上の装着が推奨されています。 装着時間が不足すると、歯が計画通りに動かない マウスピースが合わなくなり、治療が長引く といったことが起こる可能性があります。 ご自身の生活スタイルの中で、無理なく装着時間を確保できるかどうかも重要な判断ポイントです。 治療中のチェックと調整が欠かせません インビザライン治療は、「計画を立てたら終わり」ではありません。 治療が計画通りに進んでいるかを定期的に確認し、必要に応じて調整を行うことが重要です。 歯の動きにズレがないか マウスピースの適合状態 むし歯や歯周病の兆候がないか これらを継続的にチェックすることで、トラブルを未然に防ぐことができます。 インビザラインは「誰にでも同じ結果が出る治療」ではありません インビザラインは優れた矯正方法ですが、すべての歯並びや噛み合わせに同じような結果が得られるわけではありません。 歯並びの状態によっては、ワイヤー矯正や併用治療が適している場合もあります。 「インビザラインがしたい」ではなく、「自分に合った矯正方法は何か」という視点で考えることが、後悔しない治療選択につながります。 インビザラインを検討されている方へ インビザライン治療で後悔しないためには、治療方法のメリットだけでなく、注意点や管理の重要性まで理解したうえで治療を始めることが大切です。 今回は、インビザライン治療で後悔しないために知っておきたいポイントについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。 ご自身に合った矯正方法や治療計画について知りたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。 関連コラムのご案内 ▶︎ インビザラインは誰に向いている?向いていない? ▶︎ 私はマウスピース矯正向き?それともワイヤー矯正向き? ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病予防が重要な理由
2026.01.21
マウスピース矯正、インビザライン治療を検討する前に
知っておきたい大切なポイント マウスピース矯正:インビザラインは、目立ちにくく、取り外しができる矯正治療として多くの方に選ばれています。 一方で、「思っていたのと違った」「もっと知ってから始めればよかった」と感じる方がいるのも事実です。 インビザライン治療を検討する際には、装置の特徴だけでなく、向き・不向き、治療中の注意点、口腔管理について事前に理解しておくことが大切です。 この記事では、インビザライン治療を考えるうえで特に知っておいていただきたいポイントを整理してご紹介します。 インビザラインは私に向いている?それとも向いていない? インビザラインは、すべての方に適した矯正治療ではありません。 歯並びの状態や噛み合わせ、生活スタイルによっては他の矯正方法が適している場合もあります。 治療を始める前に、「自分に合った治療法なのか」を正しく判断することが重要です。 知っておきたい大切なポイント(※ ) インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと インビザライン治療における満足度の差は、装置そのものよりも診断・治療計画・治療中の管理によって生じることが多くあります。 治療を始めてから後悔しないためには、事前に確認しておくべきポイントがあります。 ▶︎ インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて 矯正治療中は、歯が動くことで口腔環境が変化し、むし歯や歯周病のリスクが高くなることがあります。 インビザラインは取り外しが可能な装置ですが、それだけでリスクがゼロになるわけではありません。 矯正治療を成功させるためには、治療中の口腔管理と予防が欠かせません。 ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて インビザライン治療を検討されている方へ インビザライン治療は、見た目の改善だけを目的とするものではなく、口腔内の健康や将来の安定まで含めて考える治療です。 向き・不向きを見極め、治療中の管理まで含めて相談できる環境を選ぶことが、満足度の高い治療につながります。 当院では、患者さん一人ひとりの状態を丁寧に確認し、総合的な視点で矯正治療をご提案しています。 関連コラムのご案内 インビザラインを検討する際に、あわせて知っておきたい内容については、以下のコラムも参考にしてください。 ▶︎ 私はマウスピース矯正に向いている?それともワイヤー矯正に向いている? ▶︎ インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて マウスピース矯正は、見た目や利便性の面でメリットの多い治療方法ですが、すべての方に同じように適しているわけではありません。 大切なのは、ご自身の歯並びや噛み合わせ、生活スタイルに合った方法を選ぶことです。 本コラムでは、マウスピース矯正を中心に、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。 ご自身に合った矯正方法を知りたい方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2026.01.21
マウスピース矯正 インビザラインとは?
仕組み・特徴・メリットと注意点を歯科医師が解説 近年、歯並びを整える方法としてInvisalign(インビザライン)を選択される方が増えています。「目立ちにくい矯正」として知られていますが、実際にはどのような治療なのでしょうか。 この記事では、インビザラインの基本的な仕組みや特徴、メリット・注意点について、歯科医師の立場から分かりやすく解説します。 インビザラインとは? インビザラインは、透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを整えるマウスピース矯正治療の一つです。 患者さん一人ひとりの歯並びに合わせてオーダーメイドで作製されたマウスピースを段階的に交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。 インビザラインの仕組み どのように歯が動くの? 治療開始前に、歯型やCT・口腔内スキャンのデータをもとに**治療計画(シミュレーション)**を作成します。 この計画に基づき、 どの歯を どの方向へ どの順番で動かすか を細かく設定し、その動きに合わせた複数枚のマウスピースを使用します。 1枚あたりの移動量はごくわずかですが、計画通りに装着を続けることで、徐々に歯並びが整っていきます。 インビザラインの主なメリット ① 目立ちにくい 透明な素材のため、装着していても周囲から気づかれにくいのが特徴です。 ② 取り外しが可能 食事や歯みがきの際に外せるため、日常生活への影響が比較的少ないとされています。 ③ 痛みや違和感が比較的少ない ワイヤー矯正と比べ、力を少しずつかけて歯を動かすため、痛みが少ないと感じる方もいます。 注意点・デメリット ① 装着時間の管理が必要 インビザラインは、1日20時間以上の装着が推奨されています。 装着時間が不足すると、 歯が計画通りに動かない 治療期間が延びる といった可能性があります。 ② すべての症例に適しているわけではない 歯並びの状態や噛み合わせによっては、ワイヤー矯正や併用治療が適している場合もあります。 ③ 自己管理が重要 取り外しができる反面、自己管理が治療結果に大きく影響します。 ワイヤー矯正との違い インビザラインとワイヤー矯正には、それぞれ特徴があります。 インビザライン:目立ちにくく、取り外し可能 ワイヤー矯正:適応範囲が広く、細かな調整が可能 どちらが良い・悪いではなく、歯並びや生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。 何歳までできる?治療期間は? インビザラインは、年齢だけで制限される治療ではありません。 重要なのは、 歯や歯周組織の状態 全身状態 治療の目的 です。 治療期間は症例によって異なりますが、数か月〜数年と幅があります。 インビザラインを検討する際に大切なこと インビザラインは、装置の種類よりも診断・治療計画・治療中の管理が重要な治療です。 向き・不向きや注意点については、専門的な視点での判断が欠かせません。 当院では、インビザラインを含め、患者さん一人ひとりに合った矯正治療を総合的にご提案しています。 関連コラムのご案内 インビザラインを検討する際に、あわせて知っておきたい内容については、以下のコラムも参考にしてください。 ▶︎ 私はマウスピース矯正に向いている?それともワイヤー矯正に向いている? ▶︎ インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて インビザラインは、多くの方に選ばれているマウスピース矯正ですが、歯並びや噛み合わせ、生活スタイルによって、適した矯正方法は一人ひとり異なります。 矯正治療は、装置の種類だけで選ぶのではなく、お口の状態や治療の目的を踏まえて、総合的に判断することが大切です。 今回は、マウスピース矯正を中心に、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。 ご自身に合った矯正方法を知りたい方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2026.01.20
私はマウスピース矯正向き? それともワイヤー矯正向き?
矯正治療について歯科医師が解説 矯正治療を検討される際、「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どちらが自分に合っているのだろう?」と悩まれる方は少なくありません。 矯正治療は、装置の種類で選ぶものではなく、お口の状態や治療の目的に合わせて適切な方法を判断することが大切です。 マウスピース矯正:インビザラインが向いている方 インビザラインは、次のような方に向いている治療法です。 軽度〜中等度の歯列不正の方 矯正装置をできるだけ目立たせたくない方 1日20時間以上の装着時間を守れる方 食事や歯みがきの自由度を重視したい方 生活スタイルに合わせて装置を管理できる方にとっては、負担の少ない矯正治療と言えます。 注意が必要なケース 一方で、以下のような場合には注意が必要です。 抜歯を伴う大きな歯の移動が必要な場合 骨格的な問題が強い不正咬合 装着時間の管理が難しい方 これらのケースでは、ワイヤー矯正や併用治療が適していることもあります。 大切なのは「装置」ではなく「診断」 インビザラインに向いているかどうかは、装置の希望だけで判断できるものではありません。 歯並び・噛み合わせ・歯周状態・生活スタイルを総合的に診断したうえで判断することが重要です。 今回は、マウスピース矯正について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。インビザラインは多くの方に選ばれている一方で、歯並びや噛み合わせ、生活スタイルによって適した治療法が変わることがあります。ご自身に合った矯正方法を知りたい方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。 関連コラムのご案内 インビザラインを検討する際に、あわせて知っておきたい内容については、以下のコラムも参考にしてください。 ▶︎ インビザラインで後悔しないために知っておきたいこと ▶︎ 矯正治療中のむし歯・歯周病リスクについて
2025.12.21
ー熊日すぱいすに掲載されましたー
抜歯しかないと諦めている人に自分の歯を残す治療の選択肢広がる 自分の歯を残すための治療法の一つ「クラウンレングスニング(歯冠長延長術)」について、歯科医師に詳しく聞きました ─自分の歯を残すための治療の選択肢が広がっていると聞きます いつまでもおいしく食事を楽しむために自分の歯を残したいと思うのは当然のことです。しかし、虫歯や破折が歯茎の下まで達した場合は抜歯をするしかないと言われることがほとんどです。歯を残す場合、虫歯や破折を取り除き、それらを修復するために土台を作り、かぶせものをする必要があります。しかし健全な歯質が歯茎の上にないときちんとした土台を作ることができないため、抜歯を勧めることになるのです。条件が整えば、健全な歯質を確保する治療を行うことで、抜歯を回避することが可能な場合があります。 ─歯を残すにはどのような治療法があるのですか。 その一つが「クラウンレングスニング(歯冠延長術)」という方法です。 歯茎を切除して骨を削り、歯冠の長さを確保する歯周外科処置です(自由診療、16万5000円)。きちんと修復するためには健全な歯質が必要となります。歯茎の上に出ている歯の高さが1・5〜2㎜、厚さが1㎜以上などの基準があります。この基準に沿った健全な歯質を確保することで、しっかりとした土台とかぶせ物を作成することができ、歯の寿命を延ばすことができるのです。そのためクラウンレングスニングを行うには、きちんとした検査と診断が必要です。また治療の繰り返しとならないためには、生活習慣や姿勢、食生活も含めたリスク検査などで原因を特定するなど総合的治療が大切です。長く自分の歯で食べられる口腔環境を保つために、正しいケアを進めていきましょう。 778サンフラワーデンタルクリニック(メディカル (4)
2025.12.11
ー熊日すぱいすに掲載されましたー
本当に抜歯するしか選択肢はないのか 失われた歯周組織の再生を促す治療とは・・・ 「抜歯するしか方法がない」と言われた歯も場合によっては残せる可能性があるそう。歯周組織再生療法について聞きました。 ―抜歯するしかないと言われたのですが踏み切れません・・・ 歯周病で骨が大きく失われていても、必ずしも抜歯が唯一の選択肢とは限りません。 歯周病は歯を支える組織が破壊される病気ですが、その進行の程度や骨欠損の形態は人によって異なります。 レントゲン・CT、歯周ポケット検査、根の状態、咬み合わせなどを精密に評価することで、保存できる可能性を正確に見極めることができます。 ―骨欠損が再生に適している場合、どのような治療になるのですか。 エナメルマトリックスを用いた再生療法で歯周組織の改善が期待できます(1本154,000円〜)。 さらに、骨補填材やメンブレン(膜)を併用することで、比較的大きな骨吸収でも保存をめざせるケースがあります。 エナメルマトリックス単独では限界がある症例でも、材料を組み合わせることで治療の幅が広がります。 ただし、こうした手技は高度な診断・技術・設備が必要なため、すべての歯科医院で行われているわけではありません。ホームページなどで確認をして来院することをおすすめします。 また、根の破折や重度の骨吸収、感染の拡大など、無理に歯を残すことで周囲の組織をさらに失うリスクが高いケースもあります。 その場合は長期的な予後を考え、抜歯を選択した方がよいこともあります。 大切なのは、「抜くか、残すか」という二択ではなく、正確な診断と長期的な安定を見据えた治療選択です。 当院ではマイクロスコープなどを用いて精密に診断し、最適な治療をご提案しています。 「抜歯と言われたが、本当に残せないのか知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。 記事はこちら↓ サンフラワーデンタルクリニック(メディカル
2025.04.27
歯がグラグラする・・・
歯の動揺には歯周病治療が重要 歯周病治療の重要性とその方法 歯がグラグラし始めると、多くの人が不安を感じることでしょう。それは単なる老化の兆候ではなく、歯周病の深刻な症状の一つかもしれません。歯周病は、歯を支える組織や骨が破壊される病気であり、適切な治療が行われないと、最終的には歯の喪失につながることがあります。この問題に対する適切な対応がどれほど重要であるかを、多くの研究が示しています。歯周病は恐ろしいことに痛みなどの自覚症状がなく進行するのでサイレントディジーズ(Silent disease)と呼ばれています。 歯周病とは何か? 歯周病は歯肉炎から始まり、進行すると歯周炎に至ります。歯肉炎は歯肉が炎症を起こし、赤く腫れて出血しやすくなる状態です。歯周炎はさらに深刻で、歯の根元を支える骨や組織が破壊される段階です。歯周病の原因は主にプラークで、これは細菌の塊です。適切な口腔衛生が守られていないと、これが歯肉に侵入し、炎症を引き起こします。 歯がグラグラする原因 歯がグラグラする現象は、歯周病が進行している証拠です。歯を支える骨が減少し、歯が安定しなくなります。歯周病が進行すると、歯を支える組織がさらに破壊され、歯が抜け落ちる可能性が高まります。その他の原因として、外傷や不正な咬合(かみ合わせ)が考えられますが、最も一般的なのは歯周病によるものです。 歯周病治療の重要性 歯周病は早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。歯がグラグラし始めた段階で治療を開始すれば、歯を救うことができる可能性が高まります。歯周病の治療には、きちんとした診査診断のもと、歯周基本治療、歯周外科などを行っていきます。また必要に応じて、専門的なクリーニングや抗生物質の投与などを行います。これらの治療法は、歯周病の進行を止め、歯を支える組織を回復させることを目的としています。 専門的なクリーニング 歯科医師が行う専門的なクリーニングは、プラークや歯石を除去し、歯周病の原因を取り除く第一歩です。これにより、歯肉の炎症が軽減され、歯周病の進行が止められます。定期的なクリーニングは予防にもつながります。 外科的な処置 進行した歯周病には、外科的な処置が必要となることがあります。これは歯肉を切開し、歯根表面の沈着物や感染した組織を除去する方法です。また、骨移植や組織再生療法などの高度な治療も行われることがあります。 抗生物質の投与 歯周病の治療には、抗生物質の投与が有効な場合があります。細菌を殺菌し、炎症を抑えるために使用されます。抗生物質の使用は、歯科医師の指示に従い、適切に行うことが重要です。 予防の重要性 歯周病の治療は重要ですが、予防が最も効果的です。日常の口腔衛生を守り、定期的に歯科検診を受けることで、歯周病のリスクを大きく減少させることができます。歯磨きやフロスの使用、バランスの取れた食事などを心掛けることが健康な歯を維持するための鍵です。 まとめ 歯がグラグラすることは、歯周病の進行を示す警告サインです。早期に治療を開始することで、歯を救うことができる可能性が高まります。専門的なクリーニング、外科的な処置、抗生物質の投与など、さまざまな治療法がありますが、最も重要なのは予防です。日常の口腔衛生を守り、定期的な歯科検診を受けることで、歯周病のリスクを減少させ、健康な歯を維持しましょう。 歯がグラグラするときは・・・について、熊本の歯医者・歯周病学会認定医サンフラワ-デンタルクリニックがお伝えしました。
2025.04.18
口臭予防のための正しい歯の磨き方
口臭の原因はさまざまですが、その多くは口腔内に残る食べかすやプラーク、歯周病などによるものです。特に、歯磨きが不十分だと口腔内の細菌が増殖し、臭いを発生させる原因になります。日常的に正しい歯磨きを行うことで、口臭を効果的に予防することが大切です。今回は、口臭予防の歯磨きについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 歯ブラシの選び方 正しく歯を磨くためには、まずは歯ブラシ選びが重要です。適切な歯ブラシを使用することでより効果的に汚れを取り除くことができ、口臭予防にもつながります。 ・毛の硬さは「硬め」か、「普通」が良い 歯ブラシの毛の硬さには、「柔らかめ」「普通」「硬め」があります。口臭予防のためには、プラークをしっかり除去でき、なおかつ歯や歯ぐきにダメージを与えにくい「普通~硬め」の歯ブラシがおすすめです。また、毛が短く硬くてコンパクトなものが奥歯まで届きやすい。硬すぎる歯ブラシは歯ぐきを傷つけてしまうことがあるため、口腔内を優しくケアできる毛先を選ぶことが大切です。 ・歯ブラシのヘッドはコンパクトなものを選ぶ 歯ブラシのヘッド(ブラシ部分)は、大きすぎると口の中の隅々まで届きません。特に奥歯や歯と歯の間をしっかり磨くためには、コンパクトなヘッドが適しています。特に嘔吐反射などある方は小さいヘッドをお勧め致します。 ・毛先の形状にも注目 毛先の形状は、フラットなものやラウンドカット、段差がついたものなどさまざまです。 歯ならび・歯の形態・補綴物の有無に応じて適切な形態のものを、かかりつけ歯科医に相談して選んでもらうのがベストです。 歯ブラシの持ち方と力加減 歯ブラシを正しく持ち適切な力加減で磨くことは、口臭予防に欠かせません。強すぎる力で磨くと歯や歯ぐきを傷めてしまうことがあるため、優しく丁寧なブラッシングを心がけましょう。 ・歯ブラシの持ち方は「鉛筆持ち」 歯ブラシを正しく持つことは、力加減をコントロールする上で非常に重要です。歯ブラシを握りこぶしのように強く持ってしまうと、知らず知らずのうちに力が入りすぎてしまうことがあります。おすすめは、「鉛筆を持つように歯ブラシを持つ」方法です。鉛筆を持つように軽く持つことで歯や歯ぐきに過度な負担をかけず、適切な圧力でブラッシングできます。 ・力加減は「軽め」が基本 歯ブラシを使って歯を磨くときの力加減は、軽めが基本です。強く磨くと歯のエナメル質を傷つけたり、歯ぐきが下がってしまう原因になります。ブラッシングの際の力加減は、歯ブラシの毛先が広がらない程度で磨くのが理想です。 磨く際のコツとポイント ポイントを押さえてブラッシングすることで、口臭の原因となる汚れやプラークをしっかりと除去できます。 ・ブラシの角度は「45度」で磨く 歯と歯ぐきの境目にはプラークがたまりやすいため、特に注意して磨く必要があります。タフトブラシを歯に対して45度の角度で当て、歯と歯ぐきの境目に毛先がしっかり届くようにするのが効果的です。短く小刻みに動かすことで、プラークを効果的に除去できます。ただし、ブラシの先が歯ぐきに当たると、歯肉が下がる原因になるため、歯と歯ぐきの境目はタフトブラシを用いて、どこにブラシの先が当たっているか確認しながら歯ぐきになるべく当たらないようにプラークを除去しましょう。 ・磨く順番を決める 磨き残しを防ぐために、朝と夜で上の歯からか、下からか磨く順番を変えてみるのもよいです。上の歯の外側(右奥から左奥)→内側(左奥から右奥)→噛み合わせの面、次に下の歯の外側(右奥から~左奥)→内側(左奥から右奥)→噛み合わせの面といった流れです。こうすることで磨き残しを減らし、口臭の原因となる汚れをしっかり除去できます。 ・1本ずつ丁寧に磨く 一度に広い範囲を磨こうとすると、どうしても磨き残しが出てしまいます。歯を1本1本丁寧に磨く意識を持ち、歯ブラシを少しずつ動かして汚れを落としていくことが大切です。 磨き残しが多い場所 どれだけ丁寧に歯を磨いても、磨き残しが出やすい場所があります。ここでは、特に注意して磨くべきポイントを紹介します。 ・奥歯の噛み合わせの面 奥歯の噛み合わせの面は、溝が深く汚れがたまりやすい場所です。この部分は歯ブラシの毛先を押しつけるようにしっかりと当て、溝に沿って丁寧に磨きましょう。 ・歯と歯の間 歯と歯の間は歯ブラシだけでは届きにくい場所であり、特に汚れがたまりやすい部分です。毎日の歯磨きでは歯と歯の間に注意を払い、歯ブラシを斜めに当てながら細かく動かすようにしましょう。デンタルフロスも必ず併用しましょう。より効果的に汚れを除去できます。デンタルフロスは1~2回通しただけではプラークは落ちません。フロスに何も付着しなくなるまで、数回歯に添わせて汚れを落としましょう。染め出し液で染め出すと磨き残しがどこに残っているのかわかるので効果的に汚れを除去できます。ブリッジなどが入っている方はスーパーフロスを使用しないと歯間ブラシだけでは汚れは除去できません。 ・歯の裏側 特に下の前歯の裏側はプラークがたまりやすく、しかも見えにくい場所のため、磨き残しが発生しやすい部位です。タフトブラシを用い、歯の裏側にしっかりと毛先を当てて磨くようにしましょう。 かかりつけ歯科医では、ご自身の口腔内にあった磨き方を指導してもらってください。良いかかりつけ歯科医の見分け方は、歯磨き指導の際に口臭の原因であるプラークを染め出しているかどうかです。見ただけではプラークが残っているかどうかは判断できません。きちんとプラークを除去できる歯磨きができるだけで、口臭予防だけでなく、むし歯・歯周病予防になります。 まとめ 今回は、口臭予防のための歯磨きについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。口臭予防のための歯磨きは、歯ブラシ選びや磨き方に注意を払うことで、効果的に行うことができます。適切な歯ブラシを選び、正しく磨くことを心がけましょう。 当院では日本口臭学会認定医およびEBAC認定医による口臭治療を行っています。口臭でお悩みの方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2025.04.12
手遅れにならないように ~歯を残す治療~
歯を残したい・・・ 定期的に受診していた歯科医院で 『痛くもないのに”歯を抜きましょう”と言われました・・・』 『歯がグラグラしているから”歯を抜きましょう”と言われました・・・』 『今まで定期的に受診していて何も問題ないと言われてきたのに、急に抜きましょうと言われました。急に抜歯と言われ、いままで気付かなかったのだろうか?また定期的にいく意味があるのだろうか?”』 上のお話は実際に当クリニックに初めていらっしゃった患者様がカウンセリング時におっしゃったお言葉です。 セカンドオピニオンで来院される方の多くが同じようなことをお話されます。 歯科医師が歯を抜きましょうという診断を下すにはもちろん理由があります。 しかし、定期的に受診しても、抜歯になる可能性があるということをしっかり伝えていなければ、患者さんが不信感を抱いてしまいます。 サンフラワーでは定期的に検査をし、レントゲンも撮影し、資料をお渡しし、現状を説明しています。 レントゲン撮影をしないと、ムシバはわかりません。また顕微鏡で見ると、レントゲンではわからないむし歯が発見されることもあります。 歯垢(プラーク)といい細菌の塊と代謝物を染め出す染色液で染め出し、スコアをださないと、本当にどのくらい歯が磨けているかわかりません。 視診できれいに磨けていると思った患者さんに染め出しを行うと半分くらい残っていることもあります。しっかり染め出してスコアを出すことが大切です。 痛みがなくても、ムシバはありますし、歯周病も進行しています。痛みが出るころには、たいていかなり進行しています。痛みの有無とむし歯歯周病の有無は初期の場合は当てになりません。 きちんと毎回、決まった検査をしていかないと、以前より良くなったか悪くなったのかなんてわかりません。 また、むし歯・歯周病以外に、歯を抜かないといけないほど、歯と歯を支える組織にダメージを与えるのは、歯ぎしり・食いしばりや悪い姿勢です。特に神経の治療をしたことがある方は、咬む力が強い方には、他の方より破折する可能性が高いことをお伝えして、また悪くなる可能性などをお伝えしております。 きちんと理解されていらっしゃる方は、気を付けてくださいます。 しかし、説明していても、ご自身に自覚がなく、なかなかご理解いただけない方もいらっしゃいます。 定期的に受診しても受診しない期間に病状は進行します。 だからこそ、お家でのケアがとても大切なのです。 歯の治療をしたくない方こそ、定期的に受診して歯みがきのスコアをだしてもらったり、歯石をとったり、歯を守る装置を作ってもらったりするなどして、ご自身の歯と歯ぐきを守るすべを教えてもらいましょう。 抜歯の基準は歯科医院で違う セカンドオピニオンでいらっしゃる方の半分の方は、抜歯をせずに歯を保存することができています。 抜歯をしましょうとおっしゃった先生が、決して嘘をいっているのではなく、歯科医院の先生の技術で抜歯の基準が異なるからです。サンフラワーデンタルクリニックでは他の歯科医院が行っていない歯を保存する治療(下記)を行っているので抜歯の基準の幅が広く抜歯と言われた歯を保存することが可能です。 精密根管治療 エクストルージョン クラウンレングスニング 歯周組織再生療法 きちんとした検査をおこなったあとに、歯の状態でどのような治療をするか決定していきます。複数の治療を行う場合もあります。 ただし、歯をグラグラした状態・歯の膿がたまっている状態などで経過をみましょうと言われ、長期間経過している場合は、歯を支えている骨がかなり溶けていたり、根尖までバイオフィルムが付着しているため、保存が難しい場合もあります。手遅れにならないように、主治医の先生にお尋ねするか、セカンドオピニオンで相談してみてください。 まとめ 歯を守るためには、レントゲンを初回のみでなく定期的に撮影する、お口の写真を撮影する、染め出しによるブラッシング指導を行うなど、きちんと検査を行っている歯科医院を定期的に受診して検査とバイオフィルムの除去を行ってください。少しでも、疑問に思われた場合は、定期的にきちんと検査を行い・歯を残す治療をされている歯科医院を受診されてください。
2024.12.16
ホームホワイトニングとは?自宅でできる方法を徹底解説
歯の白さは第一印象を大きく左右するポイントの一つです。コーヒーや紅茶、喫煙など日 常生活の中で歯は少しずつ着色され、自然と黄ばみが出てくることがあります。そんな時 、自宅で気軽に歯を白くできる「ホームホワイトニング」が注目されています。今回は、 ホームホワイトニングの特徴やメリット、注意点について熊本市のサンフラワーデンタル クリニックがわかりやすく解説します。 ホームホワイトニングとは? ホームホワイトニングは、歯科医院で作成したマウスピース型のトレーを用いて、自宅 でホワイトニングジェルを塗布して行うホワイトニングです。オフィスホワイトニングと 異なり、専門の機器を使用せずに自宅で好きな時にホワイトニングを進めることができる ため、自分のペースで取り組むことができます。 使用するホワイトニングジェルは主に過酸化尿素が含まれており、この成分には漂白作 用があります。期間はかかりますが徐々に効果が現れ、自然な白さを実感できます。当ク リニックでは1日2時間を2週間継続して使用することをオススメしています。 ホ一ムホワイトニングのメリット ホームホワイトニングには以下のようなメリットがあります。 ・自分のペースでできる 自宅で行うため、忙しい方でも空いた時間を使ってホワイトニングが可能です。1日2時間 の装着が必要ですが、時間を有効に利用して取り組むことができます。 ・コストパフォーマンスが良い オフィスホワイトニングに比べて、ホームホワイトニングは比較的コストを抑えられるの が特徴です。トレーを一度作成すれば、あとは定期的にジェルを購入するだけで長期間使 い続けることができます。 ・自然な白さが得られる ホームホワイトニングは歯の表面のエナメル質(エナメル小柱)の構造をゆっくりと時間を かけて変化させます。そのため、オフィスホワイトニングよりも自然な仕上がりが期待で きる場合があります。 ・後戻りが少ない オフィスホワイトニングに比べ、ホームホワイトニングは効果の持続性が高いとされてい ます。時間をかけて歯全体にホワイトニング成分が浸透するため、一度白くなった歯は比 較的長期間(10か月~一年ほど)維持できます。 ホームホワイトニングのデメリット 一方で、ホームホワイトニングにはデメリットや注意点もあります。 ・効果が現れるまで時間がかかる ホームホワイトニングは一度で劇的な効果が得られるわけではありません。少しずつ白く なっていくため、効果が出るまでに数週間の期間が必要です。そのため、すぐに結果を求 める方には不向きかもしれません。 ・歯の知覚過敏が起きることもある ホワイトニングジェルの成分が歯に浸透することで、歯の神経が敏感になる場合があります。特に、元々知覚過敏がある方や、酸性の強い飲食物を多く摂取する方は、ホワイトニ ング中に冷たいものや甘いものがしみやすくなる可能性があります。 ・毎日継続する必要がある 効果をしっかりと得るためには、毎日数時間のトレー装着を続けることが必要です。忙し い日々の中で時間を確保するのが難しいと感じる方には、少し負担になるかもしれません 。 ・ステインの再付着に気を付ける必要がある ホワイトニング後は、歯に色が付きやすい状態です。そのため、色の濃いカレーやコーヒ ー、紅茶等を口にするとステインが歯に付着しやすくなってしまいます。また、喫煙も着 色の原因になるため注意が必要です。ホームホワイトニングは毎日続けていけば着色して しまってもホワイトニングすることができますが、着色に注意していただくことでより早 く効果を実感しやすくなります。 まとめ ホームホワイトニングは、自宅で自分のペースで行える手軽な歯の美白ケアとして多くの 方に選ばれています。時間はかかりますが自然で美しい白さを得ることができ、費用も比 較的抑えられるのが魅力です。 当院では、初めての方でも安心してホームホワイトニングに取り組めるよう、丁寧なカウ ンセリングとサポートを行っています。ホワイトニングについてもっと詳しく知りたいと いう方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2024.06.26
治療前後の問診とメンテナンスの重要性 総合的治療がもたらす口腔内の好循環
歯の治療において口腔全体の環境を整えることが大切と言われます 例えば、インプラントの治療。これまでの歯と同様に違和感なく食事ができるほか、入れ歯を取り外す煩わしさがないため、希望する人が増えています(自由診療、検査費、一次手術、上部構造込みで46万2000円~)。しかし、失われた歯の代わりにインプラントをすることだけが注目され、歯を失ってしまった原因へのアプローチや口腔全体がインプラントを埋入できる環境にあるのかどうかが軽視されています。 具体的には インプラントを埋入する準備段階として、虫歯や歯周病の治療、咬合に問題がある場合は、これらをきちんと整えていく必要があります。環境を整えずに治療を行うことは、傾いた土地や沼地に家を建てるようなもので、ほかの歯牙も失ってしまう可能性があります。1本の歯を守るためには、隣の歯や相対する歯の状態、咬合の不正があれば何が原因かなど、口腔内だけでなく、全身を総合的に診ていかなければなりません。 総合的治療に必要なことは 口腔内の状態に加え、全身を診ながら歯を失ってしまった原因を特定し、適切な診断のもと治療を進めることです。そのためにはさまざまな検査が必要です。検査結果をもとに改善に向けた治療計画を立て、患者さんと話し合いながら治療を進めていきます。原因が患者さんの習慣や習癖にあるものが多く、ご自身の状態を理解して、納得された上で治療を進めていくことが治癒につながります。患者さんの自己判断により、治癒に向かっていたものが悪化したり、再度同じ治療をする必要性が生じたりするほか、どうにか保存している歯についても、抜歯を検討せざるを得ない状況になることがあります。そのため当院では、インプラント治療の前には必ず口腔内全体のトラブルを確認し、その原因を取り除く治療や指導を徹底しています。受診される方の中には虫歯や歯周病の痛み、腫れだけの改善を望まれている人も多くいます。しかし、原因にアプローチしないと一度症状が消退しても、同様な症状が再発、重症化し、数年後は抜歯に至ることも少なくありません。口腔内全体の健康を保つためにも総合的治療が必要です。 治療前後の問診とメンテナンスの重要性 総合的治療がもたらす口腔内の好循環【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com)
2024.05.13
インプラント治療を始めるその前に 予後まで含めた総合的な治療計画を
インプラント治療が一般的になってきました これまでの歯と同じように違和感なく食事ができる他、入れ歯のような取り外しの煩わしさから解放されるため、近年インプラントを希望する人が増えています。しかし、インプラントの治療だけが注目され、その前にやっておくべき大切なことが軽視されていることも多いようです。口腔内のトラブルは、総合的な見地から抜本的な改善を図れるようなアプローチが必要です。虫歯や歯周病があるのに、抜けたところだけをインプラントに代えても意味がありません。そのため当院では、インプラント治療を始める前には必ず、口腔内の全てのトラブルを確認し、その原因を取り除く指導を行いながら治療を進めます。 口腔環境が整った後にインプラント治療に入るということですね。 そうです。今は埋入するインプラントの位置などをコンピューターによりデータ化し、3D画像で誘導するガイドシステムがあります。これを使用することにより、的確な位置にインプラントを埋め込むことができます。 全ての治療が完了した後のケアも大切ですね。 口腔内の治療は、正確な診査、正しい診断、的確な治療、そして予後のケアまで含めたトータルな診療が重要です。特に、家庭でのケアは日頃の習慣付けが必要です。自分の歯を健康な状態で長く維持するためにも、気になる箇所だけの治療ではなく総合的な治療を進め、定期的に歯の検診をされることをお勧めします。 ~~ くまにちすぱいす インタビュー記事 ~~ インプラント治療を始めるその前に 予後まで含めた総合的な治療計画を【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com)
2023.12.09
抜いてしまう、その前に インプラントの必要性を十分理解し治療へ
インプラント治療とは。 インプラントとは顎の骨にチタンを埋め込み、骨としっかり結合した後に人工の歯をかぶせる治療法です。中には欠損部の骨が薄くなっている人もおられ、その場合は骨の造成が必要です。造成はインプラントの埋入時に行うこともあれば、残存骨が少ない場合、土台づくりを行った上で埋入へと進めます。 費用はどれくらいかかるのでしょうか。 インプラント治療は自由診療のため、医院によって術式や使用する素材、縫合する糸の種類も異なります。おのずと使用するものによって費用は異なりますが、当院では1本約50万円を目安にしていただければよいかと思います。ただ、ここで大切なのが本当にインプラントにする必要があるのかどうかの診査です。もちろん歯が抜けている人にとっては、インプラントにするか入れ歯にするかという選択肢になりますが、残存歯がある場合、抜歯する前にその歯を生かした治療法が他にないのか、抜歯してインプラントに置き換えることが最善の方法なのかをしっかり見極める診断が重要です。 治療を受ける側も十分に理解して進める必要がありますね。 そうですね。例えば、歯が折れて歯根だけが残っている場合、抜歯してインプラントを埋入する方法もありますが、歯茎に残った短い歯根を引き上げて、そこにかぶせ物をするという治療法も検討できます。もちろん抜歯以外に方法がないケースもありますが、治療にはいろいろな選択肢があることを患者さんにも知っておいてほしいと思います。 ~~ 熊日すぱいす メディカル百科インタビュー記事より ~~ 抜いてしまう、その前に インプラントの必要性を十分理解し治療へ【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com)
2023.10.28
一人で抱えがちな口臭の悩み 生活習慣や基礎疾患を見極め改善へ
一人で抱えがちな口臭の悩み 生活習慣や基礎疾患を見極め改善へ【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com) ”くまにち すぱいす” に掲載された当クリニック副院長由香理先生のインタビューです。 口の臭いが気になるけれど、どこに相談していいのか分からず放置している人も多いようです。原因や治療法などを、専門の医師に聞きました。 ─口臭の悩みを抱えている人が多いと聞きます。 学生や高齢者、サービス業から医療従事者、教師まで、仕事や日常生活に支障を来している人が多くいます。周囲からの指摘はもちろん、口臭で迷惑をかけていないかと人知れず悩んでいる人も少なくありません。中には、長年連れ添った家族の口臭について相談に来られる人もいます。 ─口臭の原因は。 口臭には、生理的口臭と病的口臭があり、相談のほとんどは前者に該当します。生理的口臭は起床時や空腹時、緊張時、疲労時に強くなります。原因としては歯磨きの方法に加え、生活習慣や飲食習慣、基礎疾患など、さまざまな要因が絡み合って発生します。病的口臭は、全身疾患由来のものもありますが、9割は歯周病などの口腔疾患が原因です。独特の臭いを放つため、周囲の人が悩んでいるケースもあります。 ─治療法を教えてください。 まずは口臭の原因をしっかり見極めるために、日常の生活についてはもちろん、基礎疾患の有無、飲んでいる薬など細かく問診を行います。次に口臭測定器による検査、唾液や尿、常在菌の検査も行います。細かいヒアリングや検査を行うことで、単なる臭い消しでなく、口臭の原因を的確に突き止め、根本治療につなげることが目的です。この検査で、気付いていなかった疾患が見つかる他、生活習慣の見直しにつながることもあります。検査と同時に原因を特定し治療計画を作成します。口臭の悩みは本人でないと分かりません。解決の糸口を探り、適切な治療を行えるよう専門医へご相談ください。
2023.06.13
矯正治療中の食事について解説!注意すべきこと
お口の中に装置を装着する矯正治療では、食事の際にいくつかの制限がかかります。とくに複雑な装置を装着するワイヤーには、注意すべきことが多々あります。今回はそんな矯正治療中の食事について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 食事制限がかかるのはワイヤー矯正 矯正中の食事で制限がかかるのは「ワイヤー矯正」です。ワイヤー矯正は、歯の表面にデコボコとしたブラケットと金属製のワイヤーを設置するため、食べ物が引っ掛かりやすい、噛んだ時の圧力で装置が破損する、といったリスクを伴います。ですから、ワイヤー矯正をしている人は、ネバネバとしたものや繊維質のもの、極端に硬いものなどは食べることが難しいです。また、ワイヤーを調整した直後は、歯に対して強い力がかかりやすいので、柔らかいもの、あまり噛まなくてもよいものを中心に食べることになります。ただ、個人差がありますので、そこまで食事に気をつかわなくても良い方もいらっしゃいます。 マウスピース矯正に食事制限はない? インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、食事の際に装置を必ず取り外します。つまり、お口の中に何も着けていない状態で食事ができるため、マウスピース矯正には食事制限がないといえるのです。実際、当院でインビザライン矯正を受けている患者さまも治療を始める前と同じように食事を楽しんでいらっしゃいます。ただし、マウスピース矯正でもあっても以下の点に注意しなければ、さまざまなトラブルに見舞われてしまいます。 マウスピース矯正における食事の注意点 ・装置を装着している状態では「水」しか口にできない ワイヤー矯正では、食事制限がかかるというデメリットはあるものの、装置を装着した状態で飲食することが可能です。一方、マウスピース矯正は、装置を外している状態では何でも食べることができますが、装着している状態では水しか口にできません。マウスピースを装着したまま何かを食べれば装置が壊れますし、水以外の飲み物を飲むと、歯とのすき間に色素や砂糖などが停滞して、歯の着色や虫歯を誘発することがあります。 ・食後はマウスピースも洗浄する 食事の際に装置を外せるマウスピース矯正は、歯磨きも普段通りに行えます。ワイヤー矯正のように装置のすき間に汚れがたまることもないので、虫歯・歯周病リスクが著しく上昇することはあり得ません。けれども、マウスピースのケアを怠ると、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまうため十分注意しましょう。食後はお口の中だけでなくマウスピースまできちんとケアすることで、口腔衛生状態を良好に保てるようになります。 まとめ 今回は、矯正治療中の食事について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。食事に与える影響は、間違いなくワイヤー矯正の方が大きくなっています。ワイヤー矯正は装置の性質上、どうしても食べられなくなるものが出てきますからね。一方、食事の際に装置を取り外せるマウスピース矯正には食事制限がかかりません。歯磨きも普段通りに行えることから、虫歯・歯周病もしっかり予防することができます。そうした食事や口腔ケアの面で快適な矯正法がお望みであれば、間違いなくマウスピース矯正がおすすめです。
2023.06.13
マウスピース矯正なら痛みが少ない?その理由を解説
歯列矯正に伴う痛みが心配な方には、マウスピース矯正がおすすめです。インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、装置による違和感・異物感が少ないだけでなく、歯の移動に伴う痛みもワイヤー矯正より弱いからです。今回はそんなマウスピース矯正に伴う痛みが少ない理由について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 マウスピース矯正で歯が動く仕組み マウスピース矯正では、樹脂製のマウスピースを歯列全体に被せることで歯を動かします。インビザラインの場合は、1枚のマウスピースで動かせる歯の距離は0.25mmくらいなので、比較的弱い力で矯正する方法であることがおわかりいただけるかと思います。マウスピースは2週間ごとに交換していただくので、1ヵ月あたり0.5mm程度、歯を移動できる点はワイヤー矯正と大差はありません。一方、ワイヤー矯正は、1回の調整で0.5mm程度の歯を動かすだけの力を付与することから、治療に伴う痛みもその分、強くなっています。 マウスピース矯正の痛みはどれくらい? マウスピース矯正に伴う痛みには個人差があるため一概に語るのは難しいですが、「歯が圧迫されるような感覚」「歯が引っ張られるような感じ」「歯がかゆい」といった感想を持つ方が多いです。マウスピースを交換した直後は、比較的強い力がかかるため、食事の際に痛みを感じやすくなりますが、日常生活に支障をきたすようなことはまずありませんのでご安心ください。 装置による刺激も少ないマウスピース矯正 マウスピース矯正が快適な理由としては、「装置による刺激が少ない」点も忘れてはいけません。インビザラインのマウスピース(アライナー)はポリウレタン製で表面がとても滑らかです。厚みも0.5mm程度しかなく、装着時の違和感・異物感が極めて少なくなっています。歯茎や頬の内側の粘膜などを傷付けるリスクもなく、快適に矯正を進めることができます。 ワイヤー矯正とどっちがおすすめ? ワイヤー矯正は、マウスピース矯正よりも適応範囲が広く、ほぼすべての歯並びを改善することが可能ですが、装置が複雑な構造を採っていることから、心身にかかる負担は大きくなっています。デコボコとしたブラケットには、汚れなどがたまりやすく、虫歯・歯周病リスクが高まります。ワイヤーも鋭利な部分が粘膜を傷付けやすく、口内炎に悩まされることも珍しくありません。さらには、比較的強い力で歯を動かすことから、「痛い」と感じる場面が多くなります。 とくにワイヤーを調整した直後は、何もしていなくても痛みが生じることもあり、ある程度は我慢強くなければ最後まで続けられません。ですから、マウスピース矯正の適応範囲で、痛みを抑えた治療をお望みの方には、インビザラインが推奨されます。マウスピース矯正で治すのが難しかったり、痛みに関してとくに気にならなかったりする場合は、ワイヤー矯正を選択したら良いのではないでしょうか。 まとめ 今回は、マウスピース矯正に伴う痛みについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とはまったく異なる方法で治療することから、矯正に伴う痛みが比較的少なくなっています。そんなマウスピース矯正についてもっと詳しく知りたいという方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2023.06.13
歯列矯正は痛い?痛みの原因について
歯列矯正を検討されている方は、治療によるメリットだけでなく、デメリットについても詳しく知りたいことでしょう。とくに痛みに関しては、日常生活にも深く関係してくるため、事前に正しく理解しておくことが大切です。今回はそんな歯列矯正に伴う痛みの程度や痛みが生じる原因について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 矯正にはそれなりの痛みを伴う 結論からいうと、歯列矯正にはそれなりの痛みを伴います。顎の骨に埋まっている歯を人為的に動かすためには、歯に対して相応の圧力をかける必要があるからです。ただし、日常生活に支障をきたすような強い痛みを感じることはまずありませんのでご安心ください。 痛みが強くなるタイミング 歯列矯正では、治療期間中ずっと痛みが生じているわけではありません。例えば、ブラケットと金属製のワイヤーを使用するワイヤー矯正では、1ヵ月に1回の調整の直後に強い痛みが生じやすいです。2~3日もすると痛みは和らぎ、1週間経過する頃にはまた普段通りに戻ります。マウスピースを使って歯並びを矯正する方法で、新しいマウスピースに交換したタイミングで最も強い痛みが生じます。ちなみに、マウスピース矯正は比較的弱い力で歯を動かすことから、ワイヤー矯正ほど強い痛みが生じることはありません。 矯正で痛みが生じる原因は? 歯列矯正では、歯に対して持続的に力を加えることで歯並びを改善します。この力が強すぎると歯や顎の骨に激しい炎症反応が起こってしまい、弱すぎると歯が全く動かないことから、適度な力をかける必要があるのです。それが矯正特有の痛みを生み出す原因となっています。矯正の痛みを「かゆみ」と感じる方がいるのはそのためです。 矯正の痛みを抑える方法 歯列矯正では、我慢できないほどの痛みが生じることはありませんが、ワイヤーを調整してすぐのタイミングでは、お粥などあまり噛まずに飲み込めるものしか食べられないこともあります。日常生活でそうした制限がかかることが嫌な場合は、マウスピース矯正がおすすめです。上述したように、マウスピース矯正では比較的弱い力で歯を動かすため、食事が難しくなるほどの痛みが生じることはほとんどありません。また、マウスピース矯正なら食事と歯磨きの際に装置を取り外せることから、日常生活でストレスを感じる場面も少なくなることでしょう。 痛み止めは飲んでもいい? 矯正中の痛みが辛い時は市販の痛み止めを飲みたくなりますよね。普段からロキソニンなどを服用している場合は、いつでも手元に薬があるのでついつい手が伸びてしまうかもしれませんが、基本的には推奨できません。なぜなら、市販の痛み止めの多くには、鎮痛作用だけでなく、炎症を抑える作用も含まれているからです。 歯の移動には炎症反応が必要 矯正治療によって歯を動かすためには、顎の骨で炎症反応が起こらなければなりません。いわゆる消炎鎮痛薬を飲んでしまうと炎症が抑えられ、結果として歯の移動を邪魔します。もちろん、本当に痛みが強くて我慢ができない時は、市販の痛み止めを飲んでも良いのですが、そもそもそのような痛みが出ている状態は正常ではないので、主治医に相談した方が賢明と言えるでしょう。 まとめ 今回は、歯列矯正の痛みについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。どのような症例であれ、矯正治療には少なからず痛みを伴うものですが、仕事や勉強に支障をきたすことは稀といえます。そんな矯正に伴う痛みについてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。
2023.05.27
インプラント失敗の原因と良い医院選び
インプラントの歴史はまだ新しいので、ブリッジや入れ歯といった従来法と比較すると、実績の面で不安を感じる方も多いことかと思います。外科手術を伴うことから、失敗するリスクも高そうに感じますよね。今回はそんなインプラント治療の失敗の原因と信頼できる歯科医院選びのポイントを熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 インプラントは失敗しやすい?それとも失敗しにくい? 結論からいうと、インプラント治療が失敗する可能性というのは極めて低いと言えます。最もわかりやすいのが「インプラント10年生存率」という有名なデータですね。インプラントを装着してから10年間、問題なく機能し続けているケースが90%を超えているという統計データで、昨今はその値がさらに上昇しているといわれています。もちろん、こうした統計データだけでインプラント治療が失敗しやすいかどうかを判断することは難しいですが、基本的に成功する治療法であると考えてまず問題ないでしょう。それでもやはりインプラントも医療行為である以上、必ず失敗するリスクを伴います。 インプラント治療が失敗してしまう原因 インプラント治療が失敗する原因としては、主に以下の が挙げられます。 ◎手術中の感染、血管・神経の損傷 治療室の衛生管理が不十分だと、インプラント手術中に細菌感染を起こしてしまいます。また、術者の技術が未熟であったり、経験が浅かったりする場合は、重要な血管や神経を損傷することでインプラント治療そのものが失敗に終わります。 ◎インプラントが定着しない インプラントをドリルで埋め込む速度が速すぎたり、注水を怠ったりすると、顎の骨の細胞が壊死してインプラントが定着しなくなります。術後の細菌感染や喫煙による血流の悪化でも、インプラントと顎の骨が結合せず、治療が失敗に終わることもあります。 ◎上部構造やアバットメントの破損 インプラントの治療後のメンテナンスをきちんと受けていないと、人工歯である上部構造や連結装置のアバットメントが破損することがあります。その際、人工歯根が無傷の状態であれば、それらのパーツを再度、製作することでリカバリーできますが、インプラントもダメになってしまうこともありますので十分な注意が必要です。 ◎インプラントを埋入するための準備を怠る むし歯や歯周病や歯並び不正など、治療すべき疾患があるのに、そこに手を付けず、インプラントを埋入してしまうと、早期に脱落する原因となります。悪いところだけを治してほしいという方がいらっしゃいますが、患者さん目線の悪いところと歯科医師のそれとは必ずしも一致しません。抜歯後に放置していたり、長年、歯周病を患っていらっしゃる方は、歯並びや咬合にまで、影響が出ているため、患者さんご本人が思っている”悪いところ”は、歯科医師のそれとはかなり乖離しており、きちんと治療することが大変難しいのです。患者さんご本人には痛みがなかったり、改善の必要がないと思っていても、それが原因でその他の部位が悪くなってしまう可能性が大きいことが多いです。ご本人は気付かなくても口腔内はかなり変化しており、大きなテコ入れが必要なのです。傾いた家をそのままリフォームすることはよっぽどの悪徳業者でない限りないでしょう。それと同じことです。患者さんの希望通りに悪いところだけを行うことは、医療行為とはではいえません。 検査や術前準備などで生じる患者さんとの会話や口腔内の状況から原因が判明することもあります。インプラントを埋入する前に、むし歯・歯周病の治療を行い、必要な方は噛み合わせを改善するなど、口腔内を整えましょう。 ◎歯を失った原因を特定せず、インプラントを埋入する インプラントを欠損部位に埋入して定着したとしても、歯周病や過度の咬合力などの、失われた原因を除去していないと、再度その部位にトラブルが起こり早期に脱落してしまう原因になります。 ◎無計画に埋入する 長期的予後の為に、寿命を長くするためにはどのような埋入位置がよいのか、咬合やメインテナンスのしやすい環境つくりができるのか等、必要な検査を行い、計画を立てて行わない場合は、一時的な欠損の改善と見た目の回復となってしまいます。つまり早期に脱落する可能性が高くなります。 インプラントで失敗しないための医院選び インプラント治療で失敗しないためには、医院選びの際に以下のポイントに着目すると良いですよ。 ◎経験豊富な歯科医師が治療を担当 インプラントは、専門性の高い歯科治療なので、経験の浅い歯科医師に任せるのはあまりおすすめできません。これまでたくさんの症例に当たり、さまざまな症状に対応できる歯科医師に治療を任せるのが望ましいです。 ◎必要な設備がそろっている 適切なインプラント治療を実施するためには、歯科用CTやシミュレーションソフト、外科手術を行える診療室など、最低限必要となる設備がいくつかあります。それらがそろっていない歯科医院は基本的におすすめできません。 ◎術前準備に力を入れている 検査はもちろん口腔内だけでなく全身疾患の把握、インプラント埋入前に前処置として最低でもむし歯・歯周病の治療を終わらせている、そして歯みがきの指導やインプラントだけでなく、他の歯についてのメインテナンスについても説明してくれる歯科医院が信頼できます。よっぽど、歯の状態が良い方でないと1~数回の来院でインプラントを埋入することは考えられません。そのような方が歯を失うことはまれなことです。ワンディとか即日とかいう言葉には心動かされますが、長期的予後を考えるのなら、しっかりと隅々まで検査をおこない、付け焼刃の治療を行わない歯科医院を選択しましょう。 ◎衛生管理を徹底している インプラント手術を行うオペ室はもちろんのこと、日常の診療においても衛生管理を徹底している歯科医院を選ぶようにしましょう。 口腔内の衛生管理つまりホームケアを徹底的に指導してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。 ◎メンテナンスに力を入れている インプラントは、治療が終わってからが本番と言っていいほど、メンテナンスが重要となってきます。メンテナンスが不十分だと、インプラントにさまざまな不具合が生じて、上部構造の破損や人工歯根の脱落を招いてしまうことから、メンテナンスに力を入れている歯科医院を強く推奨します。 まとめ 今回は、インプラントが失敗する原因と良い歯科医院選びのポイントについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。上述したように、インプラントは失敗するケースの方が珍しいですが、信頼できる歯科医院を見つけなければ、そのリスクは高まります。熊本市でインプラント治療を検討中の方で、失敗するリスクを限りなくゼロに近付けたいという方は、サンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。 もちろん、歯科医師に抜歯と言われたけど、どうにか歯を残したいとおもっていらっしゃる患者さんもご相談ください。抜歯しなくても良い場合があります。
2023.05.26
インプラントはどうして骨と結合するの?
インプラントは、従来の治療法と決定的に異なる点があります。それは「人工歯根」の存在です。歯科にはいろいろな治療法がありますが、現状、失った歯を歯根から回復できるのはインプラントだけです。今回はそんなインプラントが顎の骨と結合して、本物の歯のようにしっかり噛めるようになるメカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 チタンで作られていることがポイント 私たちの体は、基本的に自分の細胞や組織で構成されているものしか受け付けません。同じヒトの臓器でも、身体の中に入れようとしたら拒絶反応が起こることがありますよね。それが金属などの異物となるとなおさらです。ただ、私たちの体は、特定の金属に限っては問題なく受け入れるどころか、組織の中に取り込もうとする性質を備えています。その代表例が生体親和性の高い「チタン」という金属です。 ◎チタンで作られた人工臓器 チタンは、インプラント以外にもさまざまな人工臓器に活用されている金属です。人工関節や心臓のペースメーカーなどがチタンで作られているのは有名な話ですよね。これはチタンと私たち人間との親和性が高いからです。 チタンと顎の骨が結合するメカニズム 金属のチタンと顎の骨は、時間をかけて結合することがわかっています。これを専門的には「オッセオインテグレーションosseoinntegration」と呼び、インプラントという特殊な歯科治療を実現する上で最も重要なカギを握っています。「骨」という意味のラテン語のオス(Oss)と結合という意味のインテグレーション(integration)を組み合わせた言葉です。私たちの体は一般的な金属に対して拒絶反応を示すのに対し、チタンに対しては“結合”という反応を示すのはとても不思議な現象ですよね。実際、光学顕微鏡で観察すると、骨がチタン製のインプラント=人工歯根の細かい部位にまで入り込み結合しているのが見えます。 チタンと骨との結合を邪魔する要因 ここまで、チタン製のインプラントと顎の骨は、光学顕微鏡レベルで結合することを解説してきましたが、いくつかの要因によってその現象が邪魔されることがあります。 ◎術中・術後の細菌感染 手術中はもちろんのこと、手術後にも細菌に感染してしまうと骨との結合が正常に進まなくなります。それはインプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」にかかった場合も同じです。 ◎手術時のオーバーヒート インプラントを埋め込む際に、ドリルの回転速度が速すぎたり、注水による冷却を怠ったりすると、顎の骨の細胞が摩擦熱で死んでしまい、インプラントとの結合が邪魔されます。この点は、経験豊富な歯科医師が執刀することでしっかり予防することは可能です。 ◎喫煙習慣がある タバコの煙には、歯茎や顎の骨の血流を悪くする成分が含まれています。本来、インプラント治療を受けていただく患者さまには禁煙をお願いしておりますが、治療後も喫煙習慣が継続すると、傷の治りが妨げられて顎の骨とインプラントが結合しなくなることがあります。 ◎糖尿病や高血圧症などを患っている 糖尿病や高血圧症、骨粗しょう症などの全身疾患を患っていると、全身の代謝が悪くなります。とくに歯茎や顎の骨のような末梢組織の血流が阻害されやすくなるため、インプラントも定着しにくくなるのです。 まとめ 今回は、インプラントと顎の骨が結合する理由・メカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。純チタンやチタン合金で作られた人工歯根は、顎の骨と自然に結合する性質がありますので、よほどのことがない限りインプラント治療も失敗しないのです。そんなインプラント治療を熊本市でご検討中の方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。
2023.03.31
歯列矯正で歯を抜く、痛みはどのくらいある?
これまで歯を抜いた経験がない方はもちろん、親知らずのなどを抜いた経験がある方は、歯列矯正に伴う抜歯に不安を感じますよね。顎の骨にしっかりと埋まっている歯を人為的に抜くわけですから、それなりに痛みそうなものです。今回はそんな歯列矯正で歯を抜く痛みについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 抜く時の痛みはほとんどない? 麻酔で痛みを感じない 歯列矯正で歯を抜く時の痛みは、限りなくゼロに近いといえます。なぜなら、歯を抜く前に必ず局所麻酔を作用させるからです。虫歯治療を行う時と同じように、歯や歯茎の感覚が麻痺するため、歯を抜く時にも痛みを感じません。麻酔注射を刺す時の痛みも表面麻酔によって緩和できます。 抜歯するのは小臼歯が多い 歯列矯正に伴う抜歯では、小臼歯(しょうきゅうし)という前から4~5番目の歯が対象となるのが一般的です。鏡でご自身のお口の中を確認していただくとわかりますが、小臼歯はとても小さく、歯根も比較的シンプルな形をしています。根っこが複雑になりやすい大臼歯とは異なり、抜歯がしやすいのです。そのため抜歯にかかる時間も短く、患者さまの心身にかかる負担も少なくなっています。 麻酔が切れてからは痛みを感じる? 歯の抜き方にもよりますが、麻酔が切れてからはある程度の痛みを感じるようになります。ただ、歯列矯正の抜歯を行った後には必ず痛み止めと腫れ止め、抗菌薬などが処方されますので、それらを歯科医師の指示通りに服用すれば、痛みを感じることもほとんどなくなります。抜歯後の痛みは、治療から2~3日でピークに達し、それ以降は徐々に和らいでいきます。つまり、抜歯から2~3日痛み止めを飲んでおけば、痛みを感じずに日常生活を送ることも可能なのです。 親知らずの抜歯は要注意 歯列矯正で必要となる抜歯は小臼歯が基本となりますが、ケースによって親知らずも抜くことになります。上述したように、小臼歯の抜歯では痛みを感じることはほとんどないのですが、親知らずの抜歯となると話は少し変わります。 親知らずの抜歯は痛みがやや強い 親知らずの抜歯でも必ず局所麻酔を作用させることから、術中に痛みを感じることはなくなります。ただし、術後は小臼歯の抜歯以上に顎が腫れたり、痛みが生じたりするリスクが高くなっていますので、その点にはご注意ください。また、歯科医院では対応できないような難症例の場合は、大きな病院の口腔外科で抜歯をすることになり、治療後の痛みも比較的強くなります。 ちなみに、サンフラワーは難症例の埋伏抜歯も行います。もちろん、術前の精密検査や術後のケアもきちんと行います。小臼歯抜歯よりは、疼痛を訴える方がやや多いかもしれませんが、ほとんどの方は鎮痛剤でコントロール可能です。また、鎮痛剤を服用しなくても問題ない方もいらっしゃいます。埋伏している歯の形態、生え方など、痛みや腫れなどの術後の症状には個人差があります。詳しいことは主治医にお尋ねください。 抜歯後の痛み・腫れを抑える方法 歯列矯正の抜歯後の痛みや腫れは、以下の点に配慮することで抑えられます。 ・強くうがいしない ・患部を舌でいじらない ・冷たいものや熱いものを食べない ・激しい運動をしない ・飲酒や喫煙をしばらく控える ・熱い湯船に浸からない こうした行動は、傷口を開いたり、傷の治りを遅らせたりするため、抜歯から数日は可能な限り控えるようにしてください。とくに抜歯直後は傷口が不安定な状態となっていますので、刺激を与えず、安静に過ごすことが大切です。 まとめ 今回は、歯列矯正で歯を抜く痛みに関して、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。標準的な便宜抜歯では小臼歯が対象となることから、術中はもちろん、術後も強い痛みが生じることはまずありません。親知らずを抜歯する場合は、痛みが多少、強くなるため、症状がおさまるまでの2~3日は安静にして過ごした方が良いと言えます。
2023.03.31
あごの骨が柔らかい方のインプラント治療とは
私たちの骨の性状は、柔らかい・硬いと表現することができます。骨は身体のフレームのような存在なので、当然ですが柔らかいよりも硬い方が良いですね。それはインプラントを埋め込むあごの骨も同じです。そこで今回は、あごの骨が柔らかい場合は、どのように対処してインプラント治療を行うのか、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかいりゃすく解説します。 そもそも骨が柔らかいとは? 骨の硬さは、CT撮影することで細かく評価することができます。とくにインプラント治療では、専用のシミュレーションソフトが普及しており、インプラント埋入部位の骨の硬さを色の違いによって容易に確認できます。例えば、骨の硬さを青から赤へのグラデーションで表示されるソフトでは、皮質骨(ひしつこつ)と呼ばれる骨の外側を構成する部分は、赤くなります。内側の海綿骨(かいめんこつ)と呼ばれる骨は、黄色や緑で表示され、これが青くなっている部分があると要注意です。骨が柔らかく、ウエハースのようにスカスカになっている可能性があるからです。 柔らかい骨への対処法 CT画像を活用したシミュレーションソフトで、骨が柔らかい部分が認められたら、以下に挙げるような方法で対処します。 骨造成によって骨を硬くする 何らかの理由で骨が柔らかくなっている部分は、骨造成によって硬くすることが可能です。骨がスカスカになっている部分に骨補填剤などを作用させることで、骨の密度を高めます。 骨が高い部分にインプラントを埋め込む 骨が柔らかい部分が一部にとどまっているのであれば、骨が硬い部分を慎重に見極めた上で、インプラントの埋入処置を行います。歯科用CTによる画像検査とデジタルシミュレーションを駆使することで、そうした高度なインプラント手術を実施することも可能です。ただし、インプラント治療の実績豊富な歯科医院でなければ、なかなか難しいといえます。 あごの骨が柔らかいことのデメリット あごの骨が柔らかいと、人工歯根であるインプラント体の定着が悪くなります。例えば、砂浜に棒を立てる場合と、土壌がしっかりとした地面に棒を立てるのとでは、安定性が全く異なりますよね。砂浜に立てた棒は、ちょっとした風が吹いただけで倒れてしまいますが、しっかりとした地面に立てた棒は、そう簡単には倒れません。それと同じ理屈があごの骨にも当てはまるのです。 骨が硬すぎるのも良くない? 上述したように、私たちのあごの骨はとても頑丈な皮質骨と比較的柔らかい海綿骨の2つによって構成されていますが、皮質骨がインプラントを埋め込む上で最善というわけでもないのが現実です。皮質骨は、骨の密度が高い分、血管などの柔らかい組織に乏しいため、インプラントを埋め込んだ後に良好な状態を維持する上では最適とは言い難いです。つまり、インプラント治療においては柔らかすぎず、硬すぎない、バランスの良い骨が最適といえるのです。 まとめ 今回は、あごの骨が柔らかい方のインプラント治療について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。あごの骨が柔らかすぎると、インプラントを固定することが難しくなるため、事前に骨造成などの処置が必要となりやすいです。 歯科医院によっては、あごの骨が柔らかいという理由でインプラントは難しいと診断されることもありますので、その点には十分な注意が必要です。さまざまなインプラント症例に対応してきたサンフラワーデンタルクリニックであれば、他院では難しいと診断されたケースでもインプラント治療可能となるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。
2023.03.14
歯列矯正に抜歯は必要?抜歯をする理由とやらないリスク
歯列矯正では、抜歯が必要となるケースが珍しくありません。おそらく、皆さんの周りにも抜歯をした上で歯並びの治療を行った方がいらっしゃることでしょう。今回はそんな歯列矯正における抜歯の必要性ややらないリスクについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 矯正で抜歯が必要になる理由 歯列矯正で抜歯が必要になる主な理由は「スペース不足」です。顎の骨が小さいことが原因でスペースが足りず、歯並びがガタガタになったり、前歯が前方に飛び出てしまったりするケースは珍しくありません。そうしたスペースの不足した状態で無理やり歯並びを整えても、きれいな仕上がりは期待できませんよね。そこで有用なのが便宜抜歯(べんぎばっし)と呼ばれる処置です。 ◎便宜抜歯について 便宜抜歯は、その名の通り歯列矯正を行う上で便宜上、必要となる抜歯です。そのため抜歯の対象となる歯は基本的に虫歯や歯周病にかかっていません。この点が歯列矯正における抜歯への抵抗感が強まる原因なのでしょう。健康な歯を複数本抜くことは、普通に考えたら良くありませんよね。けれども、お口全体の健康を考えた場合は、抜歯をせずに歯列矯正した方が悪影響も大きくなるのです。 抜歯をやらずに矯正するリスク 抜歯が必要なケースで歯を抜かずに矯正治療を行うと、以下に挙げるようなリスクが生じます。 ◎歯並びの異常をきれいに治せない スペースが絶対的に不足している状態で、出っ歯や受け口、乱ぐい歯などを治そうとしても、適切な治療効果が得られないことが多いです。場合によっては治療前より噛み合わせが悪くなるリスクもあります。 ◎歯の後戻りが起こりやすい 抜歯をしないということは、お口の中の環境が変わらない状態で歯の移動を行うことになります。マウスピース型矯正装置やマルチブラケット装置などを使うことで歯をある程度動かすことは可能ですが、歯並びが悪くなっている根本的な原因(=スペース不足)が解消されていないため、装置を外してからの歯の後戻りは確実に起こると言っても過言ではありません。もちろん、歯の移動後に行う保定処置を半永久的に継続することで、後戻りを最小限に抑えられますが、患者さまの心身にかかる負担もそれなりに大きくなることでしょう。 抜歯が必要ないケースもあります 当然ですが、患者さまの歯並び・噛み合わせ、顎の状態によっては抜歯が不要なケースも多々あります。むしろ、抜歯をすることで治療が失敗に終わるケースもあるため、精密な検査・診断を行ってくれる歯科医師に矯正を任せることが大切です。 抜歯を回避する方法もあります スペース不足が比較的軽度であれば、歯の側面を少しずつ削る「ストリッピング」や奥歯を後ろに下げる方法などで抜歯を回避することも可能です。そうした方法の可否も検査・診断してみなければわかりませんので、まずは矯正治療が得意な歯医者さんに相談しましょう。 まとめ 今回は、歯列矯正における抜歯の必要性や抜歯をやらないリスクについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。歯列矯正を検討している方にとって、抜歯の有無はとても気になるポイントですよね。実際は、便宜抜歯によって被るデメリットはほとんどないため、歯列矯正で抜歯が必要になったとしても、それほど心配する必要はありませんよ。そんな矯正の抜歯についてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。
2023.03.14
顎の骨が溶ける?インプラント周囲炎とは
インプラントを装着した後には、あごの骨が溶ける病気にかかるリスクが生じます。それだけを聞くと、インプラントがとても怖い治療法のように聞こえますが、実際はそんなことはありませんのでご安心ください。今回はそんな「あごの骨が溶ける」リスクがあるインプラント歯周炎について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。 インプラント周囲炎(歯周炎)ってなに? インプラント周囲炎(歯周炎)とは、インプラント周囲の組織が細菌や過度の咬合力により破壊された炎症性の病気です。歯の周りの炎症により歯周組織が破壊される歯周病と同じようなものです。インプラントを埋め込んだ周りの歯茎やあごの骨に炎症が生じて、それらが徐々に破壊されていきます。一般的な歯周病も末期症状でそのような症状が現れますが、インプラント周囲炎(歯周炎)の場合は進行が早く、あごの骨も溶けやすくなっている点に注意しなければなりません。 ふつうの歯周病との違いは? インプラント周囲炎(歯周炎)は、基本的にふつうの歯周炎と同じです。歯の周りに歯垢や歯石がたまることで歯周病菌が繁殖し、歯茎やあごの骨に炎症を生じさせます。ただ、インプラントの場合は歯根の部分に「歯根膜(しこんまく)」という軟らかい組織がないことから、あごの骨が細菌からの攻撃を受けやすくなっているのです。 ◎歯根膜が果たす役割 健康な天然歯の根っこの周りには、血管や神経、コラーゲン繊維などで構成される歯根膜が存在しています。歯根膜は食べ物の硬さなどを感知して噛む力をコントロールしたり、歯や顎の骨に酸素や栄養素、免疫細胞を供給したりする役割を担っています。インプラントにはそんな歯根膜が存在せず、人工歯根が直接、顎の骨と接触していることから、細菌感染が起こりやすくなっているのです。 ◎ふつうの歯周病より進行が早い 歯根膜がないと、免疫細胞による防御機構も働かないことから、インプラント周囲炎(歯周炎)はふつうの歯周病よりも進行が早くなっています。放置しているとあっという間に進行して、あごの骨が溶かされ、取り返しのつかない病態まで発展してしまうのです。 インプラント周囲炎(歯周炎)を治療する方法 インプラント歯周炎は、その前の段階である「インプラント周囲粘膜炎」の状態であれば、比較的治しやすいといえます。一般的な歯肉炎と同様、炎症反応が歯茎(歯肉)だけにとどまっているからです。治療も通法に従い、クリーニングやスケーリング(歯石除去)、ブラッシング指導などを行うことで、症状の改善が見込めるでしょう。これがインプラント歯周炎(周囲炎)にまで発展するとなかなか治癒に至らず、最終的にはインプラントを抜き取らなくてはならなくなります。 インプラント周囲炎(歯周炎)を予防する方法 インプラント歯周炎は、ふつうの歯周炎以上に危険な病気なので、予防するに越したことはありません。毎日のセルフケアを徹底する同時に、定期的なメンテナンスも欠かさないようにしましょう。インプラントは見た目も噛み心地も天然歯そっくりですが、あくまで人工物です。ケアを怠ると天然歯よりも病気にかかりやすくなりますので、その点は十分にご注意ください。 まとめ 今回は、重症化させるとあごの骨が溶けることもある「インプラント周囲炎(歯周炎)」について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。もうすでにインプラントを埋め込んだ方はもちろん、これからインプラント治療を受ける予定の方も、歯周病はインプラントにとって天敵であることを忘れてはいけません。頑張って入れたインプラントが歯周病でダメになってしまうのはあまりにももったいないですよね。そんなインプラント歯周炎は、正しいセルフケアとプロケアを両立させることで予防も難しくなくなります。
2023.02.18
大学生のうちに歯列矯正!費用負担を抑える方法はある?
歯列矯正は、比較的長い期間を要する治療なので、どのタイミングで始めたら良いのか迷ってしまいますよね。例えば大学生になりたての場合は、経済的にも余裕ができる社会人になってから歯列矯正を始めるべきか。それとも頑張って大学生のうちから始めるべきか迷ってしまうことでしょう。今回はそんな大学生のうちから歯列矯正を始めるメリットと、治療にかかる費用負担を抑える方法について熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすくご説明します。 大学生から歯列矯正始めるメリット 大学生は、社会人よりもいろいろな面で余裕があります。歯列矯正によって心身にかかる負担も大学生の時期の方が軽く感じることは間違いありません。また、大学生のうちに歯並びをきれいにしておくことで、いずれやってくる就職活動にも前向きに取り組めるようになりますよ。口元のコンプレックスを歯列矯正で改善して、笑顔に自信を持てるようにしましょう。 歯列矯正の費用負担を抑える方法 歯列矯正には、数十万円の費用がかかります。歯並びを治療するには数年単位の年月がかかるだけでなく、特別な技術や知識も必要となるため、一般的な歯科治療より高くなってしまうので仕方のないことなのです。そうした高額な費用を大学生一括で支払うのはなかなか難しいかと思いますので、デンタルローンの活用が推奨されます。 ◎デンタルローンってなに? デンタルローンとは、歯科治療に特化した立替払いサービスで、一般的なクレジットカードのローンよりも金利が低く設定されているのが特長です。JACCSのデンタルローンなら、36回払いまでは手数料負担が0%です。42~60回払いでも手数料負担が3%にとどまります。 ◎歯列矯正は医療費控除の対象 歯列矯正の費用負担を抑える上でもうひとつ重要なのが「医療費控除」です。歯列矯正は原則として保険が適用されないため、医療費控除も対象外であると思われがちですが、実際はそうではありません。審美性の向上だけを目的とした治療は例外ですが、歯列矯正は基本的に医療費控除の対象となります。治療にかかる費用が高い分、還付される税金の金額も高くなっていますので、歯列矯正を受けた際には必ず申請するようにしましょう。 ◎分割払いに対応している歯科を選ぶ 矯正歯科によっては、一括払いだけでなく、分割払いにも対応しているところがあります。例えば、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックでは、600,000円の矯正治療費を350,000円+月々5,000円+装置代で承っております。もちろん、デンタルローンにも対応しておりますので、支払い方法に関してはお気軽にご相談ください。 大学生から歯列矯正を始めるデメリットは? 学生時代は経済的に余裕がないものの、歯列矯正にかかる費用は分割で支払うことができます。月々数千円からの支払いも可能なので、経済面においてそれほど大きな負担になることはないでしょう。その分、アルバイトをしなければならなくなるかもしれませんが、いろいろな経験をできるという意味でご自身の人生にプラスとなることかと思います。ですから、大学生か社会人のどちらで歯列矯正を始めるべきか迷われている場合は、間違いなく前者がおすすめといえます。 まとめ 今回は、大学生のうちに歯列矯正を始めるメリットや費用負担を抑える方法について解説しました。個々の家庭環境によっても経済事情は大きく変わってくるかと思いますので、歯列矯正の費用面に不安のある方は、いつでもお気軽に熊本市のサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。ていねいにカウンセリングいたします。 最後になりますが、年齢を重ねたから矯正ができないということはありません。 当クリニックでは、40~70代の方も矯正治療をされています。 思い立ったが吉日です。
2023.02.18
足りない骨を作る「骨造成」の費用はどのくらい?
インプラント治療で骨が足りない場合に実施することがある「骨造成」は、専門性の高い処置法なので、対応している歯科医院は一部に限られます。高度な技術も要求されることから、費用も一般の歯科治療より高額です。今回はそんな足りない骨を造る骨造成の費用について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが簡単にご説明します。 骨造成は保険適用外 骨造成は、インプラント治療と同じように保険が適用されません。処置にかかる費用は全額、患者さまの自己負担となる点にご注意ください。骨造成は医療費控除の対象にはなりますので、施術を受けた際には申請することをおすすめします。 施術法によって変わる骨造成の費用 骨造成にかかる費用は、施術法の種類によって大きく変わります。 ◎ソケットリフトの費用相場 顎の骨の不足量が比較的少ない症例に適応されるソケットリフトは、30,000~100,000円程度の費用がかかるのが一般的です。ソケットリフトは、インプラントを埋め込む方向からアプローチできることもあり、サイナスリフトよりも手術がシンプルで、費用も安くなっています。 ◎サイナスリフトの費用相場 顎の骨音不足量が比較的多い症例には、サイナスリフトが適応されます。歯茎をメスで切開して、側面からアプローチする術式で、上の奥歯のインプラントとしてはやや負担の大きい治療となります。サイナスリフトにかかる費用は、150,000~300,000円程度が全国的な相場です。場合によってはソケットリフトの5~10倍程度の費用がかかりますが、その分、再生できる骨量も多くなります。 ◎GBR法の費用相場 いろいろなケースに適応できるGBR(Guided Bone Regeneration)法は、再生させる組織の量や患部の状態によって費用も変わります。全国的には30,000~150,000円程度で行われている骨造成術といえるでしょう。 骨造成の費用はなぜ高い? 上述したように、骨造成の費用は最低でも30,000円程度はかかります。それは第一に、骨造成が保険適用外となるからです。自費診療というのは、どのような種類の治療でもある程度の費用がかかりますよね。例えば、歯のクリーニングをするだけでも自費では5,000~15,000円くらいかかるものです。しかも、骨造成は外科処置を伴うだけでなく、骨補填剤や人工骨など、原価の高い材料も多く使用することから、治療にかかる費用も自ずと高くなってしまうものなのです。 骨造成をしてまでインプラントする価値は? これまで歯を丸ごと1本失ったことがなく、入れ歯やブリッジといった装置を装着した経験のない方は、歯根があることの重要性に気付きにくいことかと思います。入れ歯やブリッジも時間とお金をかければ、本物の歯に近い“見た目”に仕上げることも不可能ではないのですが、噛み心地に関してはインプラントに勝つことはできません。 やはり、顎の骨に根差した歯根があるのとないのとでは、噛んだ時の感覚に雲泥の差が生まれてしまうものなのです。しかも、噛んだ時の力が顎の骨に伝わるおかげで、顎骨の吸収という、顎の骨が徐々に痩せていく現象も抑えることが可能となります。そうしたメリットを踏まえると、骨造成をしてインプラント治療をする価値は十二分にあるといえるでしょう。 まとめ 今回は、足りない骨を造る「骨造成」の費用相場について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。骨が足りないことでインプラントを適応できない症例でも、骨造成で骨を造れば安全に人工歯根を埋め込めるようになります。そんなインプラント治療における骨造成についてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。
2023.02.09
歯列矯正の期間って?治療法による違いや延期しないために
■歯列矯正の期間って?治療法による違いや延期しないために 近年は、生活様式の変化も影響して、歯列矯正を始める方が急速に増えています。日本人は歯並びへの意識・関心が低いことで有名でしたが、矯正をすることが当たり前の社会はもうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。それでもやはり歯列矯正には、「治療期間が長い」というネックがあります。今回はそんな歯列矯正の期間について、治療法による違いや延期しないための方法を熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説します。 ▼歯列矯正の平均的な期間について 歯列矯正は、歯並びの一部分だけを治療する「部分矯正」と歯並び全体を治療する「全体矯正」の2つに大きく分けられます。 ◎部分矯正の平均的な期間 部分矯正は、治療する範囲によって歯の移動に要する期間も大きく異なります。前歯のちょっとした傾きだけを治す程度であれば、3ヵ月程度で終わることもありますが、「前歯部」や「臼歯部」のように、特定の部位の歯並びをしっかり整えるのであれば、6~12ヵ月程度かかります。 ◎全体矯正の平均的な期間 全体矯正は、すべての歯が治療対象となることから、部分矯正よりも長い期間がかかります。標準的なケースで1~3年程度、歯並びの乱れが大きい場合はそれ以上の期間を要することもあるでしょう。実際にどのくらいの期間がかかるかは、カウンセリングおよび精密検査を実施してみなければわかりません。 ▼治療法によって治療期間は変わる? 歯列矯正は、「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」のどちらかを選択することになりますが、治療にかかる期間に大きな違いはありません。同じ歯並びならワイヤー矯正で治療しても、マウスピース矯正で治療しても2~3年程度の期間が必要となります。マウスピース矯正は、快適に歯並びを整えられる分、治療期間が長くなるように思われがちですが、そんなことはありませんのでご安心ください。 ▼治療期間を延期しないために 歯列矯正では、精密検査と治療計画の立案が終わった時点で、おおよその治療期間を提示することができます。例えば治療説明の際に「2年半」と提示された場合でも、それはあくまで目安の期間であって、いろいろな理由で延長せざるを得ないこともあります。矯正期間が長くなる原因は、矯正法によって異なります。 ◎マウスピース矯正の期間が長くなる原因 マウスピース矯正は、患者さまご自身で装置の着脱を管理しなければなりません。インビザライン矯正の場合は、マウスピースを1日20~22時間装着しなければならず、そのルールを守れないと治療期間も延長します。 ◎ワイヤー矯正の期間が長くなる原因 ワイヤー矯正は、通院頻度によって治療期間が大きく延長することがあります。標準的な症例では、1ヵ月に1回の通院が必要となりますが、仕事や学校などで忙しく、1ヵ月半から2ヵ月の頻度で通院していたら、治療期間も自ずと長くなります。 ◎虫歯や歯周病にも要注意 これはすべての矯正法に共通していることですが、治療中に虫歯や歯周病にかかってしまうと矯正を中断しなければならなくなります。とくにワイヤー矯正の場合は、ブラケットまで外さなければならないケースも珍しくなく、治療期間の大幅な延長を余儀なくされることでしょう。そういったことから、矯正中の虫歯・歯周病は可能な限り予防することが大切です。 ▼まとめ 今回は、歯列矯正の期間の目安について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。部分矯正は3~12ヵ月程度、全体矯正は1~3年程度かかるのが一般的ですが、矯正のルールが守れなかったり、虫歯や歯周病になったりすると、治療期間が延びてしまいますので十分にご注意ください。
2023.02.09
骨造成は痛い??
■インプラント治療の「骨造成」は痛い? 前回は、インプラント治療で骨を造る骨造成の概要をご説明しましたが、今回は施術に伴う痛みについてです。骨を造る治療となると、なんだか痛そうで不安になりますよね。そんな骨造成に関する疑問や不安に熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがお答えします。 ▼骨造成は痛くありません 結論から言うと、骨造成の手術に痛みを伴うことはありません。なぜなら、骨造成を行う際には必ず麻酔が効いているからです。インプラントを埋め込む手術と同様、事前に局所麻酔を作用させるため、術中に痛みを感じることはないのです。ただし、手術が終わって麻酔の効果が切れた後には、ある程度の痛みや腫れが生じます。 ▼術後の痛みや腫れについて 骨造成の手術後の痛みや腫れには個人差が大きく、一概に語るのは難しいです。ただ、日常生活に支障をきたすほど大きく腫れたり、強い痛みが生じたりすることは稀といえます。 ほとんどのケースでは、処方された痛み止めや腫れ止めを服用することで、普段通りに生活できるようになります。 当院では、手術前はもちろんその他の治療においても、歯みがき指導・歯石除去、クリーニング等を行い口腔内の環境を整えることで炎症をコントロールします。 この術前準備こそが、術中・術後の痛みを抑え感染を予防します。 つまり術前から手を抜くことなく準備を行っていることになります。 ◎痛みや腫れのピークは2~3日 インプラント治療で骨造成を行った場合の腫れや痛みは、2~3日程度でピークを迎えます。その後は徐々に症状も軽くなっていきますのでご安心ください。患者さまのお口の中やお身体の状態によっては、痛みや腫れがもう少し長引くこともありますが、一般的には1週間程度で落ち着きます。 当院では術後に炭酸ガスレーザーを照射することで、痛みや腫れを緩和できます。 ▼どんなことをするの? ここまで、インプラント治療における骨造成の痛みについて解説してきましたが、実際にどのようなことをするのかも気になりますよね。 ◎骨造成の手順 骨造成にはいろいろな種類がありますが、共通しているのは不足している骨を補う点です。骨が不足している部分の歯茎をメスで切開し、人工骨や自家骨、骨補填剤などを注入します。最もポピュラーなGBR法では、「メンブレン」と呼ばれる人工膜で患部を覆ってから傷口を縫合します。こうした手順からもわかる通り、親知らずの抜歯やインプラント体の埋入といった外科処置よりも心身にかかる負担は少ないといえます。インプラント体の埋入と同時に骨造成を行えるケースであれば、手術の回数も少なくなりますし、心身にかかる負担もより軽くなることでしょう。 ▼外科手術への恐怖心を和らげる方法 上述したように、インプラント治療で行う骨造成に強い痛みを伴うことはありませんが、それでも不安が拭えないという方もいらっしゃることでしょう。とくに手術を受けることが初めてである場合は、恐怖心や不安感もより一層強くなることかと思います。そうしたケースでは、「笑気麻酔」や「静脈内鎮静法」といった、手術への恐怖心を和らげる歯科処置を併用するのもひとつの手段といえます。 笑気麻酔は、脱毛などでも広く活用されているので良くご存知の方も多いのではないでしょうか。静脈内鎮静法は、腕の静脈から鎮静剤を投与して、半分眠ったような状態で手術を受ける方法です。静脈内鎮静法で用いる鎮静剤には、その時の記憶を忘れる「健忘作用(けんぼうさよう)」も期待できることから、手術を受けたことすら忘れるくらいリラックスできます。 当院では静脈内鎮静法や笑気麻酔は用いませんが、ご希望があれば静脈内鎮静法に用いるお薬ジアゼパムを服用していただいております。こちらを服用すると緊張や不安を和らげることができます。歯科恐怖症の患者さんには手術以外の治療前にも服用いただいております。基礎疾患やその他の理由で服用いただけない方もいらっしゃいます。 しっかり問診を行い事前に計画した処置のみに限らせていただいております。まずは医師にご相談ください。 ▼まとめ 今回は、インプラント治療の骨造成に痛みについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。本文でも述べたように、骨造成は局所麻酔下で行われる手術なので、処置を受けている最中に痛いと感じることはありません。術後の痛みも鎮痛剤で緩和できますのでご安心ください。そんな骨造成を伴ったインプラント治療を検討中の方は、いつでもお気軽に熊本市のサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
2022.12.20
インプラント治療で骨を作る「骨造成」とは?徹底解説!
インプラント治療は、ケースによって不適合となることもあります。基本的には誰もが受けられる治療法なのですが、顎の骨の状態が悪いとその他の方法を提案されることが多いです。そんなケースでもサンフラワーデンタルクリニックのような「骨造成」に対応している歯科医院なら、インプラント治療が可能となります。今回はそんなインプラント治療における骨造成について熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが詳しく解説します。 そもそもなぜ骨が重要? インプラントは何らかの理由で失った歯を補うための治療法なので、一見すると骨とは何ら関係がないように思えますよね。けれども、そこには密接な関連があるのです。なぜなら私たちの歯は顎の骨に埋まっていますよね。顎の骨が破壊される歯周病にかかると、末期症状として歯がグラグラ揺れ始めますが、それは歯が支えを失いかけているからです。チタン製の人工歯根を埋め込むインプラントも基本的には天然歯と同じように顎骨の環境が求められます。 骨造成って何をするの? 骨造成とは、文字通り「骨を造る」処置法であり、不足している骨を人工骨や自家骨(患者さまご自身の骨)で補ったり、骨補填剤などで再生を促したりします。インプラント治療では広く一般的に行われている治療法なので、安全性なども確立されています。 骨造成の種類について 骨造成には、いくつかの種類があります。インプラントを埋め込む位置や顎の骨の状態によって、適切な施術法を選択する必要があります。 上顎洞挙上術(じょうがくどうきょじょうじゅつ) 上顎洞挙上術とは、上の顎の奥歯の部分の骨が不足している場合に行う骨造成術です。上顎洞挙上術は「ソケットリフト」と「サイナスリフト」の2種類に分けられ、顎の不足が比較的軽度の場合は前者、中等度から重度の場合は後者が適応されます。 GBR(ジービーアール) GBR(Guided Bone Regeneration)とは、日本語で「骨再生誘導法」と呼ばれる術式で、骨が足りていない部分に人工骨や骨補填剤を注入し、その上から「メンブレン」と呼ばれる特殊な膜を被せます。上顎洞挙上術のように特定の部位だけに適応されるのではなく、インプラント治療ではいろいろな症例に使われています。 インプラントの骨造成には他にもいくつか術式がありますが、今回は最もポピュラーなものだけご紹介しておきます。 骨造成を行うメリット・デメリット メリット 不足している骨を再生させることで、本来であればインプラント不適合だった症例でも、安全性を確保した上で手術できるようになります。インプラントと顎の骨との結合も強固となり、装置としての寿命も長くなることでしょう。 デメリット 骨造成の術式によっては、インプラント治療とは別に手術を行う必要が出てきます。その結果、治療期間が長くなる、費用がやや高くなるなどのデメリットが生じます。 まとめ 今回は、インプラント治療で骨を造る「骨造成」について熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。本来であれば、入れ歯やブリッジといった従来法を選択しなければならないケースでも、骨造成を行うことでインプラント治療が可能となることもありますので、他院で「インプラントできない」と診断された方もまずは当院までご相談ください。ていねいにカウンセリング・検査した上で、患者さまに最善といえる治療法をご提案します。当院は熊本市でインプラント治療に力を入れている歯医者さんです。
