マウスピース矯正なら痛みが少ない?その理由を解説

 

 

歯列矯正に伴う痛みが心配な方には、マウスピース矯正がおすすめです。インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、装置による違和感・異物感が少ないだけでなく、歯の移動に伴う痛みもワイヤー矯正より弱いからです。今回はそんなマウスピース矯正に伴う痛みが少ない理由について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

マウスピース矯正で歯が動く仕組み

 

マウスピース矯正では、樹脂製のマウスピースを歯列全体に被せることで歯を動かします。インビザラインの場合は、1枚のマウスピースで動かせる歯の距離は0.25mmくらいなので、比較的弱い力で矯正する方法であることがおわかりいただけるかと思います。マウスピースは2週間ごとに交換していただくので、1ヵ月あたり0.5mm程度、歯を移動できる点はワイヤー矯正と大差はありません。一方、ワイヤー矯正は、1回の調整で0.5mm程度の歯を動かすだけの力を付与することから、治療に伴う痛みもその分、強くなっています。

 

マウスピース矯正の痛みはどれくらい?

 

マウスピース矯正に伴う痛みには個人差があるため一概に語るのは難しいですが、「歯が圧迫されるような感覚」「歯が引っ張られるような感じ」「歯がかゆい」といった感想を持つ方が多いです。マウスピースを交換した直後は、比較的強い力がかかるため、食事の際に痛みを感じやすくなりますが、日常生活に支障をきたすようなことはまずありませんのでご安心ください。

 

装置による刺激も少ないマウスピース矯正

 

マウスピース矯正が快適な理由としては、「装置による刺激が少ない」点も忘れてはいけません。インビザラインのマウスピース(アライナー)はポリウレタン製で表面がとても滑らかです。厚みも0.5mm程度しかなく、装着時の違和感・異物感が極めて少なくなっています。歯茎や頬の内側の粘膜などを傷付けるリスクもなく、快適に矯正を進めることができます。

 

ワイヤー矯正とどっちがおすすめ?

 

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正よりも適応範囲が広く、ほぼすべての歯並びを改善することが可能ですが、装置が複雑な構造を採っていることから、心身にかかる負担は大きくなっています。デコボコとしたブラケットには、汚れなどがたまりやすく、虫歯・歯周病リスクが高まります。ワイヤーも鋭利な部分が粘膜を傷付けやすく、口内炎に悩まされることも珍しくありません。さらには、比較的強い力で歯を動かすことから、「痛い」と感じる場面が多くなります。

 

とくにワイヤーを調整した直後は、何もしていなくても痛みが生じることもあり、ある程度は我慢強くなければ最後まで続けられません。ですから、マウスピース矯正の適応範囲で、痛みを抑えた治療をお望みの方には、インビザラインが推奨されます。マウスピース矯正で治すのが難しかったり、痛みに関してとくに気にならなかったりする場合は、ワイヤー矯正を選択したら良いのではないでしょうか。

 

まとめ

 

今回は、マウスピース矯正に伴う痛みについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とはまったく異なる方法で治療することから、矯正に伴う痛みが比較的少なくなっています。そんなマウスピース矯正についてもっと詳しく知りたいという方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。

Copyright-2022 熊本市中央区の歯医者
【 サンフラワーデンタルクリニック 】

日付:   カテゴリ:インビザライン, お知らせ, サンフラワーデンタルクリニック, マウスピース矯正, 矯正コラム