仕組み・特徴・メリットと注意点を歯科医師が解説
近年、歯並びを整える方法として
Invisalign(インビザライン)を選択される方が増えています。
「目立ちにくい矯正」として知られていますが、
実際にはどのような治療なのでしょうか。
この記事では、
インビザラインの基本的な仕組みや特徴、
メリット・注意点について、歯科医師の立場から分かりやすく解説します。
インビザラインとは?
インビザラインは、
透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを整える
マウスピース矯正治療の一つです。
患者さん一人ひとりの歯並びに合わせて
オーダーメイドで作製されたマウスピースを
段階的に交換しながら、少しずつ歯を動かしていきます。
インビザラインの仕組み
どのように歯が動くの?
治療開始前に、
歯型やCT・口腔内スキャンのデータをもとに
**治療計画(シミュレーション)**を作成します。
この計画に基づき、
-
どの歯を
-
どの方向へ
-
どの順番で動かすか
を細かく設定し、
その動きに合わせた複数枚のマウスピースを使用します。
1枚あたりの移動量はごくわずかですが、
計画通りに装着を続けることで、
徐々に歯並びが整っていきます。
インビザラインの主なメリット
① 目立ちにくい
透明な素材のため、
装着していても周囲から気づかれにくいのが特徴です。
② 取り外しが可能
食事や歯みがきの際に外せるため、
日常生活への影響が比較的少ないとされています。
③ 痛みや違和感が比較的少ない
ワイヤー矯正と比べ、
力を少しずつかけて歯を動かすため、
痛みが少ないと感じる方もいます。
注意点・デメリット
① 装着時間の管理が必要
インビザラインは、
1日20時間以上の装着が推奨されています。
装着時間が不足すると、
-
歯が計画通りに動かない
-
治療期間が延びる
といった可能性があります。
② すべての症例に適しているわけではない
歯並びの状態や噛み合わせによっては、
ワイヤー矯正や併用治療が適している場合もあります。
③ 自己管理が重要
取り外しができる反面、
自己管理が治療結果に大きく影響します。
ワイヤー矯正との違い
インビザラインとワイヤー矯正には、
それぞれ特徴があります。
-
インビザライン:
目立ちにくく、取り外し可能 -
ワイヤー矯正:
適応範囲が広く、細かな調整が可能
どちらが良い・悪いではなく、
歯並びや生活スタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
何歳までできる?治療期間は?
インビザラインは、
年齢だけで制限される治療ではありません。
重要なのは、
-
歯や歯周組織の状態
-
全身状態
-
治療の目的
です。
治療期間は症例によって異なりますが、
数か月〜数年と幅があります。
インビザラインを検討する際に大切なこと
インビザラインは、
装置の種類よりも
診断・治療計画・治療中の管理が重要な治療です。
向き・不向きや注意点については、
専門的な視点での判断が欠かせません。
当院では、
インビザラインを含め、
患者さん一人ひとりに合った矯正治療を
総合的にご提案しています。
関連コラムのご案内
インビザラインを検討する際に、
あわせて知っておきたい内容については、
以下のコラムも参考にしてください。
▶︎ 私はマウスピース矯正に向いている?それともワイヤー矯正に向いている?
インビザラインは、多くの方に選ばれているマウスピース矯正ですが、
歯並びや噛み合わせ、生活スタイルによって、
適した矯正方法は一人ひとり異なります。
矯正治療は、装置の種類だけで選ぶのではなく、
お口の状態や治療の目的を踏まえて、
総合的に判断することが大切です。
今回は、マウスピース矯正を中心に、
熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。
ご自身に合った矯正方法を知りたい方は、
いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。
