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本当に抜歯するしか選択肢はないのか 失われた歯周組織の再生を促す治療とは・・・

「抜歯するしか方法がない」と言われた歯も場合によっては残せる可能性があるそう。歯周組織再生療法について聞きました。

 

抜歯するしかないと言われたのですが踏み切れません・・・

歯周病で骨が大きく失われていても、必ずしも抜歯が唯一の選択肢とは限りません。

歯周病は歯を支える組織が破壊される病気ですが、その進行の程度や骨欠損の形態は人によって異なります。

レントゲン・CT、歯周ポケット検査、根の状態、咬み合わせなどを精密に評価することで、保存できる可能性を正確に見極めることができます。

骨欠損が再生に適している場合、どのような治療になるのですか。

エナメルマトリックスを用いた再生療法で歯周組織の改善が期待できます(1本154,000円〜)。

さらに、骨補填材やメンブレン(膜)を併用することで、比較的大きな骨吸収でも保存をめざせるケースがあります。

エナメルマトリックス単独では限界がある症例でも、材料を組み合わせることで治療の幅が広がります。

ただし、こうした手技は高度な診断・技術・設備が必要なため、すべての歯科医院で行われているわけではありません。ホームページなどで確認をして来院することをおすすめします。

また、根の破折や重度の骨吸収、感染の拡大など、無理に歯を残すことで周囲の組織をさらに失うリスクが高いケースもあります。

その場合は長期的な予後を考え、抜歯を選択した方がよいこともあります。

大切なのは、「抜くか、残すか」という二択ではなく、正確な診断と長期的な安定を見据えた治療選択です。

当院ではマイクロスコープなどを用いて精密に診断し、最適な治療をご提案しています。

「抜歯と言われたが、本当に残せないのか知りたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

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