お知らせ

抜いてしまう、その前に インプラントの必要性を十分理解し治療へ 

インプラント治療とは。

インプラントとは顎の骨にチタンを埋め込み、骨としっかり結合した後に人工の歯をかぶせる治療法です。中には欠損部の骨が薄くなっている人もおられ、その場合は骨の造成が必要です。造成はインプラントの埋入時に行うこともあれば、残存骨が少ない場合、土台づくりを行った上で埋入へと進めます。

費用はどれくらいかかるのでしょうか。

インプラント治療は自由診療のため、医院によって術式や使用する素材、縫合する糸の種類も異なります。おのずと使用するものによって費用は異なりますが、当院では1本約50万円を目安にしていただければよいかと思います。ただ、ここで大切なのが本当にインプラントにする必要があるのかどうかの診査です。もちろん歯が抜けている人にとっては、インプラントにするか入れ歯にするかという選択肢になりますが、残存歯がある場合、抜歯する前にその歯を生かした治療法が他にないのか、抜歯してインプラントに置き換えることが最善の方法なのかをしっかり見極める診断が重要です。

治療を受ける側も十分に理解して進める必要がありますね。

そうですね。例えば、歯が折れて歯根だけが残っている場合、抜歯してインプラントを埋入する方法もありますが、歯茎に残った短い歯根を引き上げて、そこにかぶせ物をするという治療法も検討できます。もちろん抜歯以外に方法がないケースもありますが、治療にはいろいろな選択肢があることを患者さんにも知っておいてほしいと思います。

~~ 熊日すぱいす メディカル百科インタビュー記事より ~~

抜いてしまう、その前に インプラントの必要性を十分理解し治療へ【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com)

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一人で抱えがちな口臭の悩み 生活習慣や基礎疾患を見極め改善へ

一人で抱えがちな口臭の悩み 生活習慣や基礎疾患を見極め改善へ【メディカル百科】 | くまにち すぱいす (kumanichi.com)

”くまにち すぱいす” に掲載された当クリニック副院長由香理先生のインタビューです。

口の臭いが気になるけれど、どこに相談していいのか分からず放置している人も多いようです。原因や治療法などを、専門の医師に聞きました。

─口臭の悩みを抱えている人が多いと聞きます。

学生や高齢者、サービス業から医療従事者、教師まで、仕事や日常生活に支障を来している人が多くいます。周囲からの指摘はもちろん、口臭で迷惑をかけていないかと人知れず悩んでいる人も少なくありません。中には、長年連れ添った家族の口臭について相談に来られる人もいます。

─口臭の原因は。

口臭には、生理的口臭と病的口臭があり、相談のほとんどは前者に該当します。生理的口臭は起床時や空腹時、緊張時、疲労時に強くなります。原因としては歯磨きの方法に加え、生活習慣や飲食習慣、基礎疾患など、さまざまな要因が絡み合って発生します。病的口臭は、全身疾患由来のものもありますが、9割は歯周病などの口腔疾患が原因です。独特の臭いを放つため、周囲の人が悩んでいるケースもあります。

─治療法を教えてください。

まずは口臭の原因をしっかり見極めるために、日常の生活についてはもちろん、基礎疾患の有無、飲んでいる薬など細かく問診を行います。次に口臭測定器による検査、唾液や尿、常在菌の検査も行います。細かいヒアリングや検査を行うことで、単なる臭い消しでなく、口臭の原因を的確に突き止め、根本治療につなげることが目的です。この検査で、気付いていなかった疾患が見つかる他、生活習慣の見直しにつながることもあります。検査と同時に原因を特定し治療計画を作成します。口臭の悩みは本人でないと分かりません。解決の糸口を探り、適切な治療を行えるよう専門医へご相談ください。

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矯正治療中の食事について解説!注意すべきこと

 

 

お口の中に装置を装着する矯正治療では、食事の際にいくつかの制限がかかります。とくに複雑な装置を装着するワイヤーには、注意すべきことが多々あります。今回はそんな矯正治療中の食事について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

食事制限がかかるのはワイヤー矯正

 

矯正中の食事で制限がかかるのは「ワイヤー矯正」です。ワイヤー矯正は、歯の表面にデコボコとしたブラケットと金属製のワイヤーを設置するため、食べ物が引っ掛かりやすい、噛んだ時の圧力で装置が破損する、といったリスクを伴います。ですから、ワイヤー矯正をしている人は、ネバネバとしたものや繊維質のもの、極端に硬いものなどは食べることが難しいです。また、ワイヤーを調整した直後は、歯に対して強い力がかかりやすいので、柔らかいもの、あまり噛まなくてもよいものを中心に食べることになります。ただ、個人差がありますので、そこまで食事に気をつかわなくても良い方もいらっしゃいます。

 

マウスピース矯正に食事制限はない?

 

インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、食事の際に装置を必ず取り外します。つまり、お口の中に何も着けていない状態で食事ができるため、マウスピース矯正には食事制限がないといえるのです。実際、当院でインビザライン矯正を受けている患者さまも治療を始める前と同じように食事を楽しんでいらっしゃいます。ただし、マウスピース矯正でもあっても以下の点に注意しなければ、さまざまなトラブルに見舞われてしまいます。

 

マウスピース矯正における食事の注意点

 

・装置を装着している状態では「水」しか口にできない

 

ワイヤー矯正では、食事制限がかかるというデメリットはあるものの、装置を装着した状態で飲食することが可能です。一方、マウスピース矯正は、装置を外している状態では何でも食べることができますが、装着している状態では水しか口にできません。マウスピースを装着したまま何かを食べれば装置が壊れますし、水以外の飲み物を飲むと、歯とのすき間に色素や砂糖などが停滞して、歯の着色や虫歯を誘発することがあります。

 

・食後はマウスピースも洗浄する

 

食事の際に装置を外せるマウスピース矯正は、歯磨きも普段通りに行えます。ワイヤー矯正のように装置のすき間に汚れがたまることもないので、虫歯・歯周病リスクが著しく上昇することはあり得ません。けれども、マウスピースのケアを怠ると、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまうため十分注意しましょう。食後はお口の中だけでなくマウスピースまできちんとケアすることで、口腔衛生状態を良好に保てるようになります。

 

まとめ

 

今回は、矯正治療中の食事について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。食事に与える影響は、間違いなくワイヤー矯正の方が大きくなっています。ワイヤー矯正は装置の性質上、どうしても食べられなくなるものが出てきますからね。一方、食事の際に装置を取り外せるマウスピース矯正には食事制限がかかりません。歯磨きも普段通りに行えることから、虫歯・歯周病もしっかり予防することができます。そうした食事や口腔ケアの面で快適な矯正法がお望みであれば、間違いなくマウスピース矯正がおすすめです。

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マウスピース矯正なら痛みが少ない?その理由を解説

 

 

歯列矯正に伴う痛みが心配な方には、マウスピース矯正がおすすめです。インビザラインに代表されるマウスピース矯正は、装置による違和感・異物感が少ないだけでなく、歯の移動に伴う痛みもワイヤー矯正より弱いからです。今回はそんなマウスピース矯正に伴う痛みが少ない理由について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

マウスピース矯正で歯が動く仕組み

 

マウスピース矯正では、樹脂製のマウスピースを歯列全体に被せることで歯を動かします。インビザラインの場合は、1枚のマウスピースで動かせる歯の距離は0.25mmくらいなので、比較的弱い力で矯正する方法であることがおわかりいただけるかと思います。マウスピースは2週間ごとに交換していただくので、1ヵ月あたり0.5mm程度、歯を移動できる点はワイヤー矯正と大差はありません。一方、ワイヤー矯正は、1回の調整で0.5mm程度の歯を動かすだけの力を付与することから、治療に伴う痛みもその分、強くなっています。

 

マウスピース矯正の痛みはどれくらい?

 

マウスピース矯正に伴う痛みには個人差があるため一概に語るのは難しいですが、「歯が圧迫されるような感覚」「歯が引っ張られるような感じ」「歯がかゆい」といった感想を持つ方が多いです。マウスピースを交換した直後は、比較的強い力がかかるため、食事の際に痛みを感じやすくなりますが、日常生活に支障をきたすようなことはまずありませんのでご安心ください。

 

装置による刺激も少ないマウスピース矯正

 

マウスピース矯正が快適な理由としては、「装置による刺激が少ない」点も忘れてはいけません。インビザラインのマウスピース(アライナー)はポリウレタン製で表面がとても滑らかです。厚みも0.5mm程度しかなく、装着時の違和感・異物感が極めて少なくなっています。歯茎や頬の内側の粘膜などを傷付けるリスクもなく、快適に矯正を進めることができます。

 

ワイヤー矯正とどっちがおすすめ?

 

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正よりも適応範囲が広く、ほぼすべての歯並びを改善することが可能ですが、装置が複雑な構造を採っていることから、心身にかかる負担は大きくなっています。デコボコとしたブラケットには、汚れなどがたまりやすく、虫歯・歯周病リスクが高まります。ワイヤーも鋭利な部分が粘膜を傷付けやすく、口内炎に悩まされることも珍しくありません。さらには、比較的強い力で歯を動かすことから、「痛い」と感じる場面が多くなります。

 

とくにワイヤーを調整した直後は、何もしていなくても痛みが生じることもあり、ある程度は我慢強くなければ最後まで続けられません。ですから、マウスピース矯正の適応範囲で、痛みを抑えた治療をお望みの方には、インビザラインが推奨されます。マウスピース矯正で治すのが難しかったり、痛みに関してとくに気にならなかったりする場合は、ワイヤー矯正を選択したら良いのではないでしょうか。

 

まとめ

 

今回は、マウスピース矯正に伴う痛みについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とはまったく異なる方法で治療することから、矯正に伴う痛みが比較的少なくなっています。そんなマウスピース矯正についてもっと詳しく知りたいという方は、いつでもお気軽にサンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。

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歯列矯正は痛い?痛みの原因について

歯列矯正を検討されている方は、治療によるメリットだけでなく、デメリットについても詳しく知りたいことでしょう。とくに痛みに関しては、日常生活にも深く関係してくるため、事前に正しく理解しておくことが大切です。今回はそんな歯列矯正に伴う痛みの程度や痛みが生じる原因について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

矯正にはそれなりの痛みを伴う

 

結論からいうと、歯列矯正にはそれなりの痛みを伴います。顎の骨に埋まっている歯を人為的に動かすためには、歯に対して相応の圧力をかける必要があるからです。ただし、日常生活に支障をきたすような強い痛みを感じることはまずありませんのでご安心ください。

 

痛みが強くなるタイミング

 

歯列矯正では、治療期間中ずっと痛みが生じているわけではありません。例えば、ブラケットと金属製のワイヤーを使用するワイヤー矯正では、1ヵ月に1回の調整の直後に強い痛みが生じやすいです。2~3日もすると痛みは和らぎ、1週間経過する頃にはまた普段通りに戻ります。マウスピースを使って歯並びを矯正する方法で、新しいマウスピースに交換したタイミングで最も強い痛みが生じます。ちなみに、マウスピース矯正は比較的弱い力で歯を動かすことから、ワイヤー矯正ほど強い痛みが生じることはありません。

 

矯正で痛みが生じる原因は?

 

歯列矯正では、歯に対して持続的に力を加えることで歯並びを改善します。この力が強すぎると歯や顎の骨に激しい炎症反応が起こってしまい、弱すぎると歯が全く動かないことから、適度な力をかける必要があるのです。それが矯正特有の痛みを生み出す原因となっています。矯正の痛みを「かゆみ」と感じる方がいるのはそのためです。

 

矯正の痛みを抑える方法

 

歯列矯正では、我慢できないほどの痛みが生じることはありませんが、ワイヤーを調整してすぐのタイミングでは、お粥などあまり噛まずに飲み込めるものしか食べられないこともあります。日常生活でそうした制限がかかることが嫌な場合は、マウスピース矯正がおすすめです。上述したように、マウスピース矯正では比較的弱い力で歯を動かすため、食事が難しくなるほどの痛みが生じることはほとんどありません。また、マウスピース矯正なら食事と歯磨きの際に装置を取り外せることから、日常生活でストレスを感じる場面も少なくなることでしょう。

 

痛み止めは飲んでもいい?

 

矯正中の痛みが辛い時は市販の痛み止めを飲みたくなりますよね。普段からロキソニンなどを服用している場合は、いつでも手元に薬があるのでついつい手が伸びてしまうかもしれませんが、基本的には推奨できません。なぜなら、市販の痛み止めの多くには、鎮痛作用だけでなく、炎症を抑える作用も含まれているからです。

歯の移動には炎症反応が必要

 

矯正治療によって歯を動かすためには、顎の骨で炎症反応が起こらなければなりません。いわゆる消炎鎮痛薬を飲んでしまうと炎症が抑えられ、結果として歯の移動を邪魔します。もちろん、本当に痛みが強くて我慢ができない時は、市販の痛み止めを飲んでも良いのですが、そもそもそのような痛みが出ている状態は正常ではないので、主治医に相談した方が賢明と言えるでしょう。

 

まとめ

 

今回は、歯列矯正の痛みについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。どのような症例であれ、矯正治療には少なからず痛みを伴うものですが、仕事や勉強に支障をきたすことは稀といえます。そんな矯正に伴う痛みについてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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インプラント失敗の原因と良い医院選び

インプラントの歴史はまだ新しいので、ブリッジや入れ歯といった従来法と比較すると、実績の面で不安を感じる方も多いことかと思います。外科手術を伴うことから、失敗するリスクも高そうに感じますよね。今回はそんなインプラント治療の失敗の原因と信頼できる歯科医院選びのポイントを熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

インプラントは失敗しやすい?それとも失敗しにくい?

 

結論からいうと、インプラント治療が失敗する可能性というのは極めて低いと言えます。最もわかりやすいのが「インプラント10年生存率」という有名なデータですね。インプラントを装着してから10年間、問題なく機能し続けているケースが90%を超えているという統計データで、昨今はその値がさらに上昇しているといわれています。もちろん、こうした統計データだけでインプラント治療が失敗しやすいかどうかを判断することは難しいですが、基本的に成功する治療法であると考えてまず問題ないでしょう。それでもやはりインプラントも医療行為である以上、必ず失敗するリスクを伴います。

インプラント治療が失敗してしまう原因

 

インプラント治療が失敗する原因としては、主に以下の が挙げられます。

 

◎手術中の感染、血管・神経の損傷

 

治療室の衛生管理が不十分だと、インプラント手術中に細菌感染を起こしてしまいます。また、術者の技術が未熟であったり、経験が浅かったりする場合は、重要な血管や神経を損傷することでインプラント治療そのものが失敗に終わります。

 

◎インプラントが定着しない

 

インプラントをドリルで埋め込む速度が速すぎたり、注水を怠ったりすると、顎の骨の細胞が壊死してインプラントが定着しなくなります。術後の細菌感染や喫煙による血流の悪化でも、インプラントと顎の骨が結合せず、治療が失敗に終わることもあります。

 

◎上部構造やアバットメントの破損

 

インプラントの治療後のメンテナンスをきちんと受けていないと、人工歯である上部構造や連結装置のアバットメントが破損することがあります。その際、人工歯根が無傷の状態であれば、それらのパーツを再度、製作することでリカバリーできますが、インプラントもダメになってしまうこともありますので十分な注意が必要です。

 

◎インプラントを埋入するための準備を怠る

むし歯や歯周病や歯並び不正など、治療すべき疾患があるのに、そこに手を付けず、インプラントを埋入してしまうと、早期に脱落する原因となります。悪いところだけを治してほしいという方がいらっしゃいますが、患者さん目線の悪いところと歯科医師のそれとは必ずしも一致しません。抜歯後に放置していたり、長年、歯周病を患っていらっしゃる方は、歯並びや咬合にまで、影響が出ているため、患者さんご本人が思っている”悪いところ”は、歯科医師のそれとはかなり乖離しており、きちんと治療することが大変難しいのです。患者さんご本人には痛みがなかったり、改善の必要がないと思っていても、それが原因でその他の部位が悪くなってしまう可能性が大きいことが多いです。ご本人は気付かなくても口腔内はかなり変化しており、大きなテコ入れが必要なのです。傾いた家をそのままリフォームすることはよっぽどの悪徳業者でない限りないでしょう。それと同じことです。患者さんの希望通りに悪いところだけを行うことは、医療行為とはではいえません。

検査や術前準備などで生じる患者さんとの会話や口腔内の状況から原因が判明することもあります。インプラントを埋入する前に、むし歯・歯周病の治療を行い、必要な方は噛み合わせを改善するなど、口腔内を整えましょう。

◎歯を失った原因を特定せず、インプラントを埋入する

インプラントを欠損部位に埋入して定着したとしても、歯周病や過度の咬合力などの、失われた原因を除去していないと、再度その部位にトラブルが起こり早期に脱落してしまう原因になります。

◎無計画に埋入する

長期的予後の為に、寿命を長くするためにはどのような埋入位置がよいのか、咬合やメインテナンスのしやすい環境つくりができるのか等、必要な検査を行い、計画を立てて行わない場合は、一時的な欠損の改善と見た目の回復となってしまいます。つまり早期に脱落する可能性が高くなります。

 

 

インプラントで失敗しないための医院選び

 

インプラント治療で失敗しないためには、医院選びの際に以下のポイントに着目すると良いですよ。

 

◎経験豊富な歯科医師が治療を担当

 

インプラントは、専門性の高い歯科治療なので、経験の浅い歯科医師に任せるのはあまりおすすめできません。これまでたくさんの症例に当たり、さまざまな症状に対応できる歯科医師に治療を任せるのが望ましいです。

 

◎必要な設備がそろっている

 

適切なインプラント治療を実施するためには、歯科用CTやシミュレーションソフト、外科手術を行える診療室など、最低限必要となる設備がいくつかあります。それらがそろっていない歯科医院は基本的におすすめできません。

 

◎術前準備に力を入れている

検査はもちろん口腔内だけでなく全身疾患の把握、インプラント埋入前に前処置として最低でもむし歯・歯周病の治療を終わらせている、そして歯みがきの指導やインプラントだけでなく、他の歯についてのメインテナンスについても説明してくれる歯科医院が信頼できます。よっぽど、歯の状態が良い方でないと1~数回の来院でインプラントを埋入することは考えられません。そのような方が歯を失うことはまれなことです。ワンディとか即日とかいう言葉には心動かされますが、長期的予後を考えるのなら、しっかりと隅々まで検査をおこない、付け焼刃の治療を行わない歯科医院を選択しましょう。

 

◎衛生管理を徹底している

 

インプラント手術を行うオペ室はもちろんのこと、日常の診療においても衛生管理を徹底している歯科医院を選ぶようにしましょう。

口腔内の衛生管理つまりホームケアを徹底的に指導してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

 

◎メンテナンスに力を入れている

 

インプラントは、治療が終わってからが本番と言っていいほど、メンテナンスが重要となってきます。メンテナンスが不十分だと、インプラントにさまざまな不具合が生じて、上部構造の破損や人工歯根の脱落を招いてしまうことから、メンテナンスに力を入れている歯科医院を強く推奨します。

 

まとめ

 

今回は、インプラントが失敗する原因と良い歯科医院選びのポイントについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。上述したように、インプラントは失敗するケースの方が珍しいですが、信頼できる歯科医院を見つけなければ、そのリスクは高まります。熊本市でインプラント治療を検討中の方で、失敗するリスクを限りなくゼロに近付けたいという方は、サンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。

もちろん、歯科医師に抜歯と言われたけど、どうにか歯を残したいとおもっていらっしゃる患者さんもご相談ください。抜歯しなくても良い場合があります。

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インプラントはどうして骨と結合するの?

インプラントは、従来の治療法と決定的に異なる点があります。それは「人工歯根」の存在です。歯科にはいろいろな治療法がありますが、現状、失った歯を歯根から回復できるのはインプラントだけです。今回はそんなインプラントが顎の骨と結合して、本物の歯のようにしっかり噛めるようになるメカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

チタンで作られていることがポイント

 

私たちの体は、基本的に自分の細胞や組織で構成されているものしか受け付けません。同じヒトの臓器でも、身体の中に入れようとしたら拒絶反応が起こることがありますよね。それが金属などの異物となるとなおさらです。ただ、私たちの体は、特定の金属に限っては問題なく受け入れるどころか、組織の中に取り込もうとする性質を備えています。その代表例が生体親和性の高い「チタン」という金属です。

 

◎チタンで作られた人工臓器

 

チタンは、インプラント以外にもさまざまな人工臓器に活用されている金属です。人工関節や心臓のペースメーカーなどがチタンで作られているのは有名な話ですよね。これはチタンと私たち人間との親和性が高いからです。

 

チタンと顎の骨が結合するメカニズム

 

金属のチタンと顎の骨は、時間をかけて結合することがわかっています。これを専門的には「オッセオインテグレーションosseoinntegration」と呼び、インプラントという特殊な歯科治療を実現する上で最も重要なカギを握っています。「骨」という意味のラテン語のオス(Oss)と結合という意味のインテグレーション(integration)を組み合わせた言葉です。私たちの体は一般的な金属に対して拒絶反応を示すのに対し、チタンに対しては“結合”という反応を示すのはとても不思議な現象ですよね。実際、光学顕微鏡で観察すると、骨がチタン製のインプラント=人工歯根の細かい部位にまで入り込み結合しているのが見えます。

 

チタンと骨との結合を邪魔する要因

 

ここまで、チタン製のインプラントと顎の骨は、光学顕微鏡レベルで結合することを解説してきましたが、いくつかの要因によってその現象が邪魔されることがあります。

 

◎術中・術後の細菌感染

 

手術中はもちろんのこと、手術後にも細菌に感染してしまうと骨との結合が正常に進まなくなります。それはインプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」にかかった場合も同じです。

 

◎手術時のオーバーヒート

 

インプラントを埋め込む際に、ドリルの回転速度が速すぎたり、注水による冷却を怠ったりすると、顎の骨の細胞が摩擦熱で死んでしまい、インプラントとの結合が邪魔されます。この点は、経験豊富な歯科医師が執刀することでしっかり予防することは可能です。

 

◎喫煙習慣がある

 

タバコの煙には、歯茎や顎の骨の血流を悪くする成分が含まれています。本来、インプラント治療を受けていただく患者さまには禁煙をお願いしておりますが、治療後も喫煙習慣が継続すると、傷の治りが妨げられて顎の骨とインプラントが結合しなくなることがあります。

 

◎糖尿病や高血圧症などを患っている

 

糖尿病や高血圧症、骨粗しょう症などの全身疾患を患っていると、全身の代謝が悪くなります。とくに歯茎や顎の骨のような末梢組織の血流が阻害されやすくなるため、インプラントも定着しにくくなるのです。

 

まとめ

 

今回は、インプラントと顎の骨が結合する理由・メカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。純チタンやチタン合金で作られた人工歯根は、顎の骨と自然に結合する性質がありますので、よほどのことがない限りインプラント治療も失敗しないのです。そんなインプラント治療を熊本市でご検討中の方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

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歯列矯正で歯を抜く、痛みはどのくらいある?

これまで歯を抜いた経験がない方はもちろん、親知らずのなどを抜いた経験がある方は、歯列矯正に伴う抜歯に不安を感じますよね。顎の骨にしっかりと埋まっている歯を人為的に抜くわけですから、それなりに痛みそうなものです。今回はそんな歯列矯正で歯を抜く痛みについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

抜く時の痛みはほとんどない?

 

麻酔で痛みを感じない

 

歯列矯正で歯を抜く時の痛みは、限りなくゼロに近いといえます。なぜなら、歯を抜く前に必ず局所麻酔を作用させるからです。虫歯治療を行う時と同じように、歯や歯茎の感覚が麻痺するため、歯を抜く時にも痛みを感じません。麻酔注射を刺す時の痛みも表面麻酔によって緩和できます。

 

抜歯するのは小臼歯が多い

 

歯列矯正に伴う抜歯では、小臼歯(しょうきゅうし)という前から4~5番目の歯が対象となるのが一般的です。鏡でご自身のお口の中を確認していただくとわかりますが、小臼歯はとても小さく、歯根も比較的シンプルな形をしています。根っこが複雑になりやすい大臼歯とは異なり、抜歯がしやすいのです。そのため抜歯にかかる時間も短く、患者さまの心身にかかる負担も少なくなっています。

 

麻酔が切れてからは痛みを感じる?

 

歯の抜き方にもよりますが、麻酔が切れてからはある程度の痛みを感じるようになります。ただ、歯列矯正の抜歯を行った後には必ず痛み止めと腫れ止め、抗菌薬などが処方されますので、それらを歯科医師の指示通りに服用すれば、痛みを感じることもほとんどなくなります。抜歯後の痛みは、治療から2~3日でピークに達し、それ以降は徐々に和らいでいきます。つまり、抜歯から2~3日痛み止めを飲んでおけば、痛みを感じずに日常生活を送ることも可能なのです。

 

親知らずの抜歯は要注意

 

歯列矯正で必要となる抜歯は小臼歯が基本となりますが、ケースによって親知らずも抜くことになります。上述したように、小臼歯の抜歯では痛みを感じることはほとんどないのですが、親知らずの抜歯となると話は少し変わります。

 

親知らずの抜歯は痛みがやや強い

 

親知らずの抜歯でも必ず局所麻酔を作用させることから、術中に痛みを感じることはなくなります。ただし、術後は小臼歯の抜歯以上に顎が腫れたり、痛みが生じたりするリスクが高くなっていますので、その点にはご注意ください。また、歯科医院では対応できないような難症例の場合は、大きな病院の口腔外科で抜歯をすることになり、治療後の痛みも比較的強くなります。

ちなみに、サンフラワーは難症例の埋伏抜歯も行います。もちろん、術前の精密検査や術後のケアもきちんと行います。小臼歯抜歯よりは、疼痛を訴える方がやや多いかもしれませんが、ほとんどの方は鎮痛剤でコントロール可能です。また、鎮痛剤を服用しなくても問題ない方もいらっしゃいます。埋伏している歯の形態、生え方など、痛みや腫れなどの術後の症状には個人差があります。詳しいことは主治医にお尋ねください。

 

抜歯後の痛み・腫れを抑える方法

 

歯列矯正の抜歯後の痛みや腫れは、以下の点に配慮することで抑えられます。

 

・強くうがいしない

・患部を舌でいじらない

・冷たいものや熱いものを食べない

・激しい運動をしない

・飲酒や喫煙をしばらく控える

・熱い湯船に浸からない

 

こうした行動は、傷口を開いたり、傷の治りを遅らせたりするため、抜歯から数日は可能な限り控えるようにしてください。とくに抜歯直後は傷口が不安定な状態となっていますので、刺激を与えず、安静に過ごすことが大切です。

 

まとめ

 

今回は、歯列矯正で歯を抜く痛みに関して、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。標準的な便宜抜歯では小臼歯が対象となることから、術中はもちろん、術後も強い痛みが生じることはまずありません。親知らずを抜歯する場合は、痛みが多少、強くなるため、症状がおさまるまでの2~3日は安静にして過ごした方が良いと言えます。

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インプラントコラム投稿しました

”あごの骨が柔らかい方のインプラント治療とは”投稿しました。

 

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あごの骨が柔らかい方のインプラント治療とは

私たちの骨の性状は、柔らかい・硬いと表現することができます。骨は身体のフレームのような存在なので、当然ですが柔らかいよりも硬い方が良いですね。それはインプラントを埋め込むあごの骨も同じです。そこで今回は、あごの骨が柔らかい場合は、どのように対処してインプラント治療を行うのか、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかいりゃすく解説します。

 

そもそも骨が柔らかいとは?

 

骨の硬さは、CT撮影することで細かく評価することができます。とくにインプラント治療では、専用のシミュレーションソフトが普及しており、インプラント埋入部位の骨の硬さを色の違いによって容易に確認できます。例えば、骨の硬さを青から赤へのグラデーションで表示されるソフトでは、皮質骨(ひしつこつ)と呼ばれる骨の外側を構成する部分は、赤くなります。内側の海綿骨(かいめんこつ)と呼ばれる骨は、黄色や緑で表示され、これが青くなっている部分があると要注意です。骨が柔らかく、ウエハースのようにスカスカになっている可能性があるからです。

 

柔らかい骨への対処法

 

CT画像を活用したシミュレーションソフトで、骨が柔らかい部分が認められたら、以下に挙げるような方法で対処します。

 

骨造成によって骨を硬くする

 

何らかの理由で骨が柔らかくなっている部分は、骨造成によって硬くすることが可能です。骨がスカスカになっている部分に骨補填剤などを作用させることで、骨の密度を高めます。

 

骨が高い部分にインプラントを埋め込む

 

骨が柔らかい部分が一部にとどまっているのであれば、骨が硬い部分を慎重に見極めた上で、インプラントの埋入処置を行います。歯科用CTによる画像検査とデジタルシミュレーションを駆使することで、そうした高度なインプラント手術を実施することも可能です。ただし、インプラント治療の実績豊富な歯科医院でなければ、なかなか難しいといえます。

 

あごの骨が柔らかいことのデメリット

 

あごの骨が柔らかいと、人工歯根であるインプラント体の定着が悪くなります。例えば、砂浜に棒を立てる場合と、土壌がしっかりとした地面に棒を立てるのとでは、安定性が全く異なりますよね。砂浜に立てた棒は、ちょっとした風が吹いただけで倒れてしまいますが、しっかりとした地面に立てた棒は、そう簡単には倒れません。それと同じ理屈があごの骨にも当てはまるのです。

 

骨が硬すぎるのも良くない?

 

上述したように、私たちのあごの骨はとても頑丈な皮質骨と比較的柔らかい海綿骨の2つによって構成されていますが、皮質骨がインプラントを埋め込む上で最善というわけでもないのが現実です。皮質骨は、骨の密度が高い分、血管などの柔らかい組織に乏しいため、インプラントを埋め込んだ後に良好な状態を維持する上では最適とは言い難いです。つまり、インプラント治療においては柔らかすぎず、硬すぎない、バランスの良い骨が最適といえるのです。

 

まとめ

 

今回は、あごの骨が柔らかい方のインプラント治療について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。あごの骨が柔らかすぎると、インプラントを固定することが難しくなるため、事前に骨造成などの処置が必要となりやすいです。

 

歯科医院によっては、あごの骨が柔らかいという理由でインプラントは難しいと診断されることもありますので、その点には十分な注意が必要です。さまざまなインプラント症例に対応してきたサンフラワーデンタルクリニックであれば、他院では難しいと診断されたケースでもインプラント治療可能となるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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