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インプラント失敗の原因と良い医院選び

インプラントの歴史はまだ新しいので、ブリッジや入れ歯といった従来法と比較すると、実績の面で不安を感じる方も多いことかと思います。外科手術を伴うことから、失敗するリスクも高そうに感じますよね。今回はそんなインプラント治療の失敗の原因と信頼できる歯科医院選びのポイントを熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

インプラントは失敗しやすい?それとも失敗しにくい?

 

結論からいうと、インプラント治療が失敗する可能性というのは極めて低いと言えます。最もわかりやすいのが「インプラント10年生存率」という有名なデータですね。インプラントを装着してから10年間、問題なく機能し続けているケースが90%を超えているという統計データで、昨今はその値がさらに上昇しているといわれています。もちろん、こうした統計データだけでインプラント治療が失敗しやすいかどうかを判断することは難しいですが、基本的に成功する治療法であると考えてまず問題ないでしょう。それでもやはりインプラントも医療行為である以上、必ず失敗するリスクを伴います。

インプラント治療が失敗してしまう原因

 

インプラント治療が失敗する原因としては、主に以下の が挙げられます。

 

◎手術中の感染、血管・神経の損傷

 

治療室の衛生管理が不十分だと、インプラント手術中に細菌感染を起こしてしまいます。また、術者の技術が未熟であったり、経験が浅かったりする場合は、重要な血管や神経を損傷することでインプラント治療そのものが失敗に終わります。

 

◎インプラントが定着しない

 

インプラントをドリルで埋め込む速度が速すぎたり、注水を怠ったりすると、顎の骨の細胞が壊死してインプラントが定着しなくなります。術後の細菌感染や喫煙による血流の悪化でも、インプラントと顎の骨が結合せず、治療が失敗に終わることもあります。

 

◎上部構造やアバットメントの破損

 

インプラントの治療後のメンテナンスをきちんと受けていないと、人工歯である上部構造や連結装置のアバットメントが破損することがあります。その際、人工歯根が無傷の状態であれば、それらのパーツを再度、製作することでリカバリーできますが、インプラントもダメになってしまうこともありますので十分な注意が必要です。

 

◎インプラントを埋入するための準備を怠る

むし歯や歯周病や歯並び不正など、治療すべき疾患があるのに、そこに手を付けず、インプラントを埋入してしまうと、早期に脱落する原因となります。悪いところだけを治してほしいという方がいらっしゃいますが、患者さん目線の悪いところと歯科医師のそれとは必ずしも一致しません。抜歯後に放置していたり、長年、歯周病を患っていらっしゃる方は、歯並びや咬合にまで、影響が出ているため、患者さんご本人が思っている”悪いところ”は、歯科医師のそれとはかなり乖離しており、きちんと治療することが大変難しいのです。患者さんご本人には痛みがなかったり、改善の必要がないと思っていても、それが原因でその他の部位が悪くなってしまう可能性が大きいことが多いです。ご本人は気付かなくても口腔内はかなり変化しており、大きなテコ入れが必要なのです。傾いた家をそのままリフォームすることはよっぽどの悪徳業者でない限りないでしょう。それと同じことです。患者さんの希望通りに悪いところだけを行うことは、医療行為とはではいえません。

検査や術前準備などで生じる患者さんとの会話や口腔内の状況から原因が判明することもあります。インプラントを埋入する前に、むし歯・歯周病の治療を行い、必要な方は噛み合わせを改善するなど、口腔内を整えましょう。

◎歯を失った原因を特定せず、インプラントを埋入する

インプラントを欠損部位に埋入して定着したとしても、歯周病や過度の咬合力などの、失われた原因を除去していないと、再度その部位にトラブルが起こり早期に脱落してしまう原因になります。

◎無計画に埋入する

長期的予後の為に、寿命を長くするためにはどのような埋入位置がよいのか、咬合やメインテナンスのしやすい環境つくりができるのか等、必要な検査を行い、計画を立てて行わない場合は、一時的な欠損の改善と見た目の回復となってしまいます。つまり早期に脱落する可能性が高くなります。

 

 

インプラントで失敗しないための医院選び

 

インプラント治療で失敗しないためには、医院選びの際に以下のポイントに着目すると良いですよ。

 

◎経験豊富な歯科医師が治療を担当

 

インプラントは、専門性の高い歯科治療なので、経験の浅い歯科医師に任せるのはあまりおすすめできません。これまでたくさんの症例に当たり、さまざまな症状に対応できる歯科医師に治療を任せるのが望ましいです。

 

◎必要な設備がそろっている

 

適切なインプラント治療を実施するためには、歯科用CTやシミュレーションソフト、外科手術を行える診療室など、最低限必要となる設備がいくつかあります。それらがそろっていない歯科医院は基本的におすすめできません。

 

◎術前準備に力を入れている

検査はもちろん口腔内だけでなく全身疾患の把握、インプラント埋入前に前処置として最低でもむし歯・歯周病の治療を終わらせている、そして歯みがきの指導やインプラントだけでなく、他の歯についてのメインテナンスについても説明してくれる歯科医院が信頼できます。よっぽど、歯の状態が良い方でないと1~数回の来院でインプラントを埋入することは考えられません。そのような方が歯を失うことはまれなことです。ワンディとか即日とかいう言葉には心動かされますが、長期的予後を考えるのなら、しっかりと隅々まで検査をおこない、付け焼刃の治療を行わない歯科医院を選択しましょう。

 

◎衛生管理を徹底している

 

インプラント手術を行うオペ室はもちろんのこと、日常の診療においても衛生管理を徹底している歯科医院を選ぶようにしましょう。

口腔内の衛生管理つまりホームケアを徹底的に指導してくれる歯科医院を選ぶようにしましょう。

 

◎メンテナンスに力を入れている

 

インプラントは、治療が終わってからが本番と言っていいほど、メンテナンスが重要となってきます。メンテナンスが不十分だと、インプラントにさまざまな不具合が生じて、上部構造の破損や人工歯根の脱落を招いてしまうことから、メンテナンスに力を入れている歯科医院を強く推奨します。

 

まとめ

 

今回は、インプラントが失敗する原因と良い歯科医院選びのポイントについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。上述したように、インプラントは失敗するケースの方が珍しいですが、信頼できる歯科医院を見つけなければ、そのリスクは高まります。熊本市でインプラント治療を検討中の方で、失敗するリスクを限りなくゼロに近付けたいという方は、サンフラワーデンタルクリニックまでご相談ください。

もちろん、歯科医師に抜歯と言われたけど、どうにか歯を残したいとおもっていらっしゃる患者さんもご相談ください。抜歯しなくても良い場合があります。

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インプラントはどうして骨と結合するの?

インプラントは、従来の治療法と決定的に異なる点があります。それは「人工歯根」の存在です。歯科にはいろいろな治療法がありますが、現状、失った歯を歯根から回復できるのはインプラントだけです。今回はそんなインプラントが顎の骨と結合して、本物の歯のようにしっかり噛めるようになるメカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

チタンで作られていることがポイント

 

私たちの体は、基本的に自分の細胞や組織で構成されているものしか受け付けません。同じヒトの臓器でも、身体の中に入れようとしたら拒絶反応が起こることがありますよね。それが金属などの異物となるとなおさらです。ただ、私たちの体は、特定の金属に限っては問題なく受け入れるどころか、組織の中に取り込もうとする性質を備えています。その代表例が生体親和性の高い「チタン」という金属です。

 

◎チタンで作られた人工臓器

 

チタンは、インプラント以外にもさまざまな人工臓器に活用されている金属です。人工関節や心臓のペースメーカーなどがチタンで作られているのは有名な話ですよね。これはチタンと私たち人間との親和性が高いからです。

 

チタンと顎の骨が結合するメカニズム

 

金属のチタンと顎の骨は、時間をかけて結合することがわかっています。これを専門的には「オッセオインテグレーションosseoinntegration」と呼び、インプラントという特殊な歯科治療を実現する上で最も重要なカギを握っています。「骨」という意味のラテン語のオス(Oss)と結合という意味のインテグレーション(integration)を組み合わせた言葉です。私たちの体は一般的な金属に対して拒絶反応を示すのに対し、チタンに対しては“結合”という反応を示すのはとても不思議な現象ですよね。実際、光学顕微鏡で観察すると、骨がチタン製のインプラント=人工歯根の細かい部位にまで入り込み結合しているのが見えます。

 

チタンと骨との結合を邪魔する要因

 

ここまで、チタン製のインプラントと顎の骨は、光学顕微鏡レベルで結合することを解説してきましたが、いくつかの要因によってその現象が邪魔されることがあります。

 

◎術中・術後の細菌感染

 

手術中はもちろんのこと、手術後にも細菌に感染してしまうと骨との結合が正常に進まなくなります。それはインプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」にかかった場合も同じです。

 

◎手術時のオーバーヒート

 

インプラントを埋め込む際に、ドリルの回転速度が速すぎたり、注水による冷却を怠ったりすると、顎の骨の細胞が摩擦熱で死んでしまい、インプラントとの結合が邪魔されます。この点は、経験豊富な歯科医師が執刀することでしっかり予防することは可能です。

 

◎喫煙習慣がある

 

タバコの煙には、歯茎や顎の骨の血流を悪くする成分が含まれています。本来、インプラント治療を受けていただく患者さまには禁煙をお願いしておりますが、治療後も喫煙習慣が継続すると、傷の治りが妨げられて顎の骨とインプラントが結合しなくなることがあります。

 

◎糖尿病や高血圧症などを患っている

 

糖尿病や高血圧症、骨粗しょう症などの全身疾患を患っていると、全身の代謝が悪くなります。とくに歯茎や顎の骨のような末梢組織の血流が阻害されやすくなるため、インプラントも定着しにくくなるのです。

 

まとめ

 

今回は、インプラントと顎の骨が結合する理由・メカニズムについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。純チタンやチタン合金で作られた人工歯根は、顎の骨と自然に結合する性質がありますので、よほどのことがない限りインプラント治療も失敗しないのです。そんなインプラント治療を熊本市でご検討中の方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

 

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歯列矯正で歯を抜く、痛みはどのくらいある?

これまで歯を抜いた経験がない方はもちろん、親知らずのなどを抜いた経験がある方は、歯列矯正に伴う抜歯に不安を感じますよね。顎の骨にしっかりと埋まっている歯を人為的に抜くわけですから、それなりに痛みそうなものです。今回はそんな歯列矯正で歯を抜く痛みについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

抜く時の痛みはほとんどない?

 

麻酔で痛みを感じない

 

歯列矯正で歯を抜く時の痛みは、限りなくゼロに近いといえます。なぜなら、歯を抜く前に必ず局所麻酔を作用させるからです。虫歯治療を行う時と同じように、歯や歯茎の感覚が麻痺するため、歯を抜く時にも痛みを感じません。麻酔注射を刺す時の痛みも表面麻酔によって緩和できます。

 

抜歯するのは小臼歯が多い

 

歯列矯正に伴う抜歯では、小臼歯(しょうきゅうし)という前から4~5番目の歯が対象となるのが一般的です。鏡でご自身のお口の中を確認していただくとわかりますが、小臼歯はとても小さく、歯根も比較的シンプルな形をしています。根っこが複雑になりやすい大臼歯とは異なり、抜歯がしやすいのです。そのため抜歯にかかる時間も短く、患者さまの心身にかかる負担も少なくなっています。

 

麻酔が切れてからは痛みを感じる?

 

歯の抜き方にもよりますが、麻酔が切れてからはある程度の痛みを感じるようになります。ただ、歯列矯正の抜歯を行った後には必ず痛み止めと腫れ止め、抗菌薬などが処方されますので、それらを歯科医師の指示通りに服用すれば、痛みを感じることもほとんどなくなります。抜歯後の痛みは、治療から2~3日でピークに達し、それ以降は徐々に和らいでいきます。つまり、抜歯から2~3日痛み止めを飲んでおけば、痛みを感じずに日常生活を送ることも可能なのです。

 

親知らずの抜歯は要注意

 

歯列矯正で必要となる抜歯は小臼歯が基本となりますが、ケースによって親知らずも抜くことになります。上述したように、小臼歯の抜歯では痛みを感じることはほとんどないのですが、親知らずの抜歯となると話は少し変わります。

 

親知らずの抜歯は痛みがやや強い

 

親知らずの抜歯でも必ず局所麻酔を作用させることから、術中に痛みを感じることはなくなります。ただし、術後は小臼歯の抜歯以上に顎が腫れたり、痛みが生じたりするリスクが高くなっていますので、その点にはご注意ください。また、歯科医院では対応できないような難症例の場合は、大きな病院の口腔外科で抜歯をすることになり、治療後の痛みも比較的強くなります。

ちなみに、サンフラワーは難症例の埋伏抜歯も行います。もちろん、術前の精密検査や術後のケアもきちんと行います。小臼歯抜歯よりは、疼痛を訴える方がやや多いかもしれませんが、ほとんどの方は鎮痛剤でコントロール可能です。また、鎮痛剤を服用しなくても問題ない方もいらっしゃいます。埋伏している歯の形態、生え方など、痛みや腫れなどの術後の症状には個人差があります。詳しいことは主治医にお尋ねください。

 

抜歯後の痛み・腫れを抑える方法

 

歯列矯正の抜歯後の痛みや腫れは、以下の点に配慮することで抑えられます。

 

・強くうがいしない

・患部を舌でいじらない

・冷たいものや熱いものを食べない

・激しい運動をしない

・飲酒や喫煙をしばらく控える

・熱い湯船に浸からない

 

こうした行動は、傷口を開いたり、傷の治りを遅らせたりするため、抜歯から数日は可能な限り控えるようにしてください。とくに抜歯直後は傷口が不安定な状態となっていますので、刺激を与えず、安静に過ごすことが大切です。

 

まとめ

 

今回は、歯列矯正で歯を抜く痛みに関して、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。標準的な便宜抜歯では小臼歯が対象となることから、術中はもちろん、術後も強い痛みが生じることはまずありません。親知らずを抜歯する場合は、痛みが多少、強くなるため、症状がおさまるまでの2~3日は安静にして過ごした方が良いと言えます。

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インプラントコラム投稿しました

”あごの骨が柔らかい方のインプラント治療とは”投稿しました。

 

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あごの骨が柔らかい方のインプラント治療とは

私たちの骨の性状は、柔らかい・硬いと表現することができます。骨は身体のフレームのような存在なので、当然ですが柔らかいよりも硬い方が良いですね。それはインプラントを埋め込むあごの骨も同じです。そこで今回は、あごの骨が柔らかい場合は、どのように対処してインプラント治療を行うのか、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかいりゃすく解説します。

 

そもそも骨が柔らかいとは?

 

骨の硬さは、CT撮影することで細かく評価することができます。とくにインプラント治療では、専用のシミュレーションソフトが普及しており、インプラント埋入部位の骨の硬さを色の違いによって容易に確認できます。例えば、骨の硬さを青から赤へのグラデーションで表示されるソフトでは、皮質骨(ひしつこつ)と呼ばれる骨の外側を構成する部分は、赤くなります。内側の海綿骨(かいめんこつ)と呼ばれる骨は、黄色や緑で表示され、これが青くなっている部分があると要注意です。骨が柔らかく、ウエハースのようにスカスカになっている可能性があるからです。

 

柔らかい骨への対処法

 

CT画像を活用したシミュレーションソフトで、骨が柔らかい部分が認められたら、以下に挙げるような方法で対処します。

 

骨造成によって骨を硬くする

 

何らかの理由で骨が柔らかくなっている部分は、骨造成によって硬くすることが可能です。骨がスカスカになっている部分に骨補填剤などを作用させることで、骨の密度を高めます。

 

骨が高い部分にインプラントを埋め込む

 

骨が柔らかい部分が一部にとどまっているのであれば、骨が硬い部分を慎重に見極めた上で、インプラントの埋入処置を行います。歯科用CTによる画像検査とデジタルシミュレーションを駆使することで、そうした高度なインプラント手術を実施することも可能です。ただし、インプラント治療の実績豊富な歯科医院でなければ、なかなか難しいといえます。

 

あごの骨が柔らかいことのデメリット

 

あごの骨が柔らかいと、人工歯根であるインプラント体の定着が悪くなります。例えば、砂浜に棒を立てる場合と、土壌がしっかりとした地面に棒を立てるのとでは、安定性が全く異なりますよね。砂浜に立てた棒は、ちょっとした風が吹いただけで倒れてしまいますが、しっかりとした地面に立てた棒は、そう簡単には倒れません。それと同じ理屈があごの骨にも当てはまるのです。

 

骨が硬すぎるのも良くない?

 

上述したように、私たちのあごの骨はとても頑丈な皮質骨と比較的柔らかい海綿骨の2つによって構成されていますが、皮質骨がインプラントを埋め込む上で最善というわけでもないのが現実です。皮質骨は、骨の密度が高い分、血管などの柔らかい組織に乏しいため、インプラントを埋め込んだ後に良好な状態を維持する上では最適とは言い難いです。つまり、インプラント治療においては柔らかすぎず、硬すぎない、バランスの良い骨が最適といえるのです。

 

まとめ

 

今回は、あごの骨が柔らかい方のインプラント治療について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。あごの骨が柔らかすぎると、インプラントを固定することが難しくなるため、事前に骨造成などの処置が必要となりやすいです。

 

歯科医院によっては、あごの骨が柔らかいという理由でインプラントは難しいと診断されることもありますので、その点には十分な注意が必要です。さまざまなインプラント症例に対応してきたサンフラワーデンタルクリニックであれば、他院では難しいと診断されたケースでもインプラント治療可能となるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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4月の休診日・矯正日のお知らせです🦷

こんにちは!サンフラワーデンタルクリニックです🌻

4月の矯正日は、8日(土)午後と23日(日)午前となります。
5月の矯正日は、20日(土)午後と28日(日)午前となります。

ご予約お待ちしております🌻

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歯列矯正に抜歯は必要?抜歯をする理由とやらないリスク

歯列矯正では、抜歯が必要となるケースが珍しくありません。おそらく、皆さんの周りにも抜歯をした上で歯並びの治療を行った方がいらっしゃることでしょう。今回はそんな歯列矯正における抜歯の必要性ややらないリスクについて、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

矯正で抜歯が必要になる理由

歯列矯正で抜歯が必要になる主な理由は「スペース不足」です。顎の骨が小さいことが原因でスペースが足りず、歯並びがガタガタになったり、前歯が前方に飛び出てしまったりするケースは珍しくありません。そうしたスペースの不足した状態で無理やり歯並びを整えても、きれいな仕上がりは期待できませんよね。そこで有用なのが便宜抜歯(べんぎばっし)と呼ばれる処置です。

 

◎便宜抜歯について

 

便宜抜歯は、その名の通り歯列矯正を行う上で便宜上、必要となる抜歯です。そのため抜歯の対象となる歯は基本的に虫歯や歯周病にかかっていません。この点が歯列矯正における抜歯への抵抗感が強まる原因なのでしょう。健康な歯を複数本抜くことは、普通に考えたら良くありませんよね。けれども、お口全体の健康を考えた場合は、抜歯をせずに歯列矯正した方が悪影響も大きくなるのです。

 

抜歯をやらずに矯正するリスク

 

抜歯が必要なケースで歯を抜かずに矯正治療を行うと、以下に挙げるようなリスクが生じます。

 

◎歯並びの異常をきれいに治せない

 

スペースが絶対的に不足している状態で、出っ歯や受け口、乱ぐい歯などを治そうとしても、適切な治療効果が得られないことが多いです。場合によっては治療前より噛み合わせが悪くなるリスクもあります。

 

◎歯の後戻りが起こりやすい

 

抜歯をしないということは、お口の中の環境が変わらない状態で歯の移動を行うことになります。マウスピース型矯正装置やマルチブラケット装置などを使うことで歯をある程度動かすことは可能ですが、歯並びが悪くなっている根本的な原因(=スペース不足)が解消されていないため、装置を外してからの歯の後戻りは確実に起こると言っても過言ではありません。もちろん、歯の移動後に行う保定処置を半永久的に継続することで、後戻りを最小限に抑えられますが、患者さまの心身にかかる負担もそれなりに大きくなることでしょう。

 

抜歯が必要ないケースもあります

 

当然ですが、患者さまの歯並び・噛み合わせ、顎の状態によっては抜歯が不要なケースも多々あります。むしろ、抜歯をすることで治療が失敗に終わるケースもあるため、精密な検査・診断を行ってくれる歯科医師に矯正を任せることが大切です。

 

抜歯を回避する方法もあります

 

スペース不足が比較的軽度であれば、歯の側面を少しずつ削る「ストリッピング」や奥歯を後ろに下げる方法などで抜歯を回避することも可能です。そうした方法の可否も検査・診断してみなければわかりませんので、まずは矯正治療が得意な歯医者さんに相談しましょう。

 

まとめ

 

今回は、歯列矯正における抜歯の必要性や抜歯をやらないリスクについて熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。歯列矯正を検討している方にとって、抜歯の有無はとても気になるポイントですよね。実際は、便宜抜歯によって被るデメリットはほとんどないため、歯列矯正で抜歯が必要になったとしても、それほど心配する必要はありませんよ。そんな矯正の抜歯についてさらに詳しく知りたい方は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。

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≪インプラント周囲炎≫コラム投稿しました

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顎の骨が溶ける?インプラント周囲炎とは

インプラントを装着した後には、あごの骨が溶ける病気にかかるリスクが生じます。それだけを聞くと、インプラントがとても怖い治療法のように聞こえますが、実際はそんなことはありませんのでご安心ください。今回はそんな「あごの骨が溶ける」リスクがあるインプラント歯周炎について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックがわかりやすく解説します。

 

インプラント周囲炎(歯周炎)ってなに?

 

インプラント周囲炎(歯周炎)とは、インプラント周囲の組織が細菌や過度の咬合力により破壊された炎症性の病気です。歯の周りの炎症により歯周組織が破壊される歯周病と同じようなものです。インプラントを埋め込んだ周りの歯茎やあごの骨に炎症が生じて、それらが徐々に破壊されていきます。一般的な歯周病も末期症状でそのような症状が現れますが、インプラント周囲炎(歯周炎)の場合は進行が早く、あごの骨も溶けやすくなっている点に注意しなければなりません。

 

ふつうの歯周病との違いは?

 

インプラント周囲炎(歯周炎)は、基本的にふつうの歯周炎と同じです。歯の周りに歯垢や歯石がたまることで歯周病菌が繁殖し、歯茎やあごの骨に炎症を生じさせます。ただ、インプラントの場合は歯根の部分に「歯根膜(しこんまく)」という軟らかい組織がないことから、あごの骨が細菌からの攻撃を受けやすくなっているのです。

 

◎歯根膜が果たす役割

 

健康な天然歯の根っこの周りには、血管や神経、コラーゲン繊維などで構成される歯根膜が存在しています。歯根膜は食べ物の硬さなどを感知して噛む力をコントロールしたり、歯や顎の骨に酸素や栄養素、免疫細胞を供給したりする役割を担っています。インプラントにはそんな歯根膜が存在せず、人工歯根が直接、顎の骨と接触していることから、細菌感染が起こりやすくなっているのです。

 

◎ふつうの歯周病より進行が早い

 

歯根膜がないと、免疫細胞による防御機構も働かないことから、インプラント周囲炎(歯周炎)はふつうの歯周病よりも進行が早くなっています。放置しているとあっという間に進行して、あごの骨が溶かされ、取り返しのつかない病態まで発展してしまうのです。

 

インプラント周囲炎(歯周炎)を治療する方法

 

インプラント歯周炎は、その前の段階である「インプラント周囲粘膜炎」の状態であれば、比較的治しやすいといえます。一般的な歯肉炎と同様、炎症反応が歯茎(歯肉)だけにとどまっているからです。治療も通法に従い、クリーニングやスケーリング(歯石除去)、ブラッシング指導などを行うことで、症状の改善が見込めるでしょう。これがインプラント歯周炎(周囲炎)にまで発展するとなかなか治癒に至らず、最終的にはインプラントを抜き取らなくてはならなくなります。

 

インプラント周囲炎(歯周炎)を予防する方法

 

インプラント歯周炎は、ふつうの歯周炎以上に危険な病気なので、予防するに越したことはありません。毎日のセルフケアを徹底する同時に、定期的なメンテナンスも欠かさないようにしましょう。インプラントは見た目も噛み心地も天然歯そっくりですが、あくまで人工物です。ケアを怠ると天然歯よりも病気にかかりやすくなりますので、その点は十分にご注意ください。

 

まとめ

 

今回は、重症化させるとあごの骨が溶けることもある「インプラント周囲炎(歯周炎)」について、熊本市のサンフラワーデンタルクリニックが解説しました。もうすでにインプラントを埋め込んだ方はもちろん、これからインプラント治療を受ける予定の方も、歯周病はインプラントにとって天敵であることを忘れてはいけません。頑張って入れたインプラントが歯周病でダメになってしまうのはあまりにももったいないですよね。そんなインプラント歯周炎は、正しいセルフケアとプロケアを両立させることで予防も難しくなくなります。

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