ブリッジ・入れ歯・インプラント~それぞれの特徴と、歯を守るという視点から考える治療法~

歯を失ったときの治療法には、

  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

という3つの選択肢があります。

患者さんから「どれが一番良い治療ですか?」とご質問をいただくことがありますが、実は一概に「これが一番」と言える治療法はありません。

年齢、全身の健康状態、残っている歯の状態、歯周病の有無、噛み合わせなどを総合的に診断したうえで、その方に最も適した治療法を選択することが大切です。


ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を支えとして、橋をかけるように人工の歯を固定する治療法です。

メリット

  • 固定式なので違和感が少ない
  • 比較的短期間で治療が終わる
  • 保険診療で対応できる場合がある

デメリット

  • 健康な歯を削ったり神経を除去する必要があることが多い
  • 支えとなる歯に通常より大きな負担がかかる
  • 支台歯がむし歯や歯周病になると、ブリッジ全体に影響する

入れ歯

入れ歯は、取り外し式で失った歯を補う治療です。

メリット

  • 多くの欠損に対応できる
  • 外科手術が不要
  • 保険診療でも製作可能

デメリット

  • 違和感を感じる方がいる
  • バネをかける歯に負担がかかる
  • 噛む力は天然歯の20~30%
  • 定期的な調整が必要になることが多い
  • 顎の骨がやせていく
  • 審美性の低下

インプラント

インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療です。

メリット

  • 隣の健康な歯を削る必要がない
  • 他の歯に負担をかけにくい
  • 自分の歯に近い感覚で噛める
  • 失われた咬合支持を回復し、残っている歯への負担を軽減できる

デメリット

  • 外科手術が必要
  • 治療期間が比較的長い
  • 保険適用外(自由診療)が基本
  • 歯周病のコントロールやメインテナンスが欠かせない
  • 骨が足りない場合は骨造成が必要

「歯を守る」という視点で考えると

当院が大切にしているのは、「失った歯をどう補うか」だけではありません。

**「残っている歯を、これから何十年守れるか」**という視点です。

例えば、健康な歯を大きく削らなければならない場合や、残っている歯への負担が大きくなると予想される場合には、インプラントが適していることがあります。

一方で、全身状態や顎の骨の状態、ご希望によっては、ブリッジや入れ歯が適していることもあります。

つまり、「インプラントだから良い」「ブリッジだから悪い」ということではありません。

患者さんのお口の状態に合わせて、長期的に歯を守れる治療法を選択することが重要なのです。


サンフラワーデンタルクリニックの考え方

当院では、歯周病の状態、噛み合わせ、残っている歯の本数、将来的なリスクまで考えたうえで治療計画を立てています。

インプラントをおすすめする場合も、「歯がないから」ではなく、残っている歯への負担を減らし、お口全体を長く健康に保つためという理由がほとんどです。

私たちが目指しているのは、10年後、20年後もご自身の歯で快適に食事ができるお口です。

そのために、一人ひとりに合った治療法をご提案しています。

Copyright-2022 熊本市中央区の歯医者
【 サンフラワーデンタルクリニック 】

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天然歯とインプラント、どちらが優れているのでしょうか? ~私たちが天然歯を大切にする理由~

「インプラントは自分の歯より丈夫ですか?」

診療中によくいただくご質問です。

結論からお伝えすると、

天然歯に勝るものはありません。

現在の歯科医療は大きく進歩し、インプラントは失った歯を回復する非常に優れた治療法となりました。

しかし、それでも私たちは「残せる歯はできる限り残したい」と考えています。

それには理由があります。


天然歯だけが持つ「歯根膜」という組織

天然歯とインプラントの最も大きな違いは、「歯根膜(しこんまく)」という組織があるかどうかです。

歯根膜とは、歯と顎の骨の間に存在する薄い組織で、クッションのような役割をしています。

食事をするときに加わる力を和らげるだけでなく、

  • 硬いもの・柔らかいものを感じる
  • 噛む力を繊細に調整する
  • 過度な力から歯や骨を守る

といった重要な働きをしています。

この機能は、現在の歯科医療でも再現することはできません。

だからこそ、天然歯は可能な限り残す価値があるのです。


インプラントは骨としっかり結合し、失われた機能を回復します

インプラントは顎の骨と直接結合することで、しっかりと噛めるようになります。

これを「オッセオインテグレーション(骨結合)」といいます。

天然歯のような歯根膜はありませんが、骨と強固に結合することで、失われた歯の機能を回復することができます。

インプラントは、単に歯がないところを埋める治療ではありません。

失われた歯の役割を回復し、お口全体の噛み合わせを安定させることで、残っている天然歯を守るための治療でもあります。

そのため当院では、インプラントを「1本の歯を補う治療」としてではなく、「お口全体の健康を維持するための治療」と考えています。


だからこそ、天然歯を守ることが最優先です

インプラントは非常に優れた治療ですが、健康な天然歯を抜いてまで積極的に選択する治療ではありません。

私たちはまず、

  • 歯周病治療
  • むし歯治療
  • 精密根管治療
  • 歯周組織再生療法
  • 矯正治療
  • 咬み合わせの改善

など、天然歯を残すためにできることを十分に検討します。

それでも保存が難しい場合や、残っている歯を長く守るために必要と判断した場合に、インプラントをご提案しています。


インプラントもメインテナンスが欠かせません

「インプラントなら一生もちますか?」

このご質問もよくいただきます。

残念ながら、インプラントも適切な管理がなければ長期間維持することはできません。

天然歯が歯周病になるように、インプラントもインプラント周囲炎になることがあります。

そのため、

  • 毎日のセルフケア
  • 定期的なメインテナンス
  • 歯周病のコントロール
  • 噛み合わせの確認

がとても重要です。

天然歯もインプラントも、「治療を受けたら終わり」ではなく、「守り続けること」が大切なのです。


サンフラワーデンタルクリニックの考え方

私たちの目標は、

患者さんが、一生ご自身の歯で食事を楽しめること。

そのために、まず天然歯を守ることを第一に考えます。

そして、天然歯を失ってしまった場合、どのような手段を用いても天然歯を残せない場合に、インプラントによって失われた機能を回復し、噛み合わせのバランスを整え、残っている歯への負担を減らしていきます。

インプラントは天然歯に代わる優れた治療法です。

しかし、私たちが本当に守りたいのは、患者さんご自身の天然歯です。

そのためにインプラントを活用することこそが、サンフラワーデンタルクリニックの考えるインプラント治療です。

 

 

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歯を1本失うと、次の歯も失いやすくなる理由

~「1本くらい大丈夫」が、お口全体に影響することがあります~

「奥歯を1本失ったけれど、反対側で噛めるから大丈夫。」

「見えない場所だから、そのままでも困っていない。」

実際に、このようにお話しされる患者さんは少なくありません。

確かに、歯を1本失っても、すぐに食事ができなくなるわけではありません。

しかし、お口の中では少しずつ変化が始まっています。


1本の歯にも、大切な役割があります

私たちの歯は、それぞれが噛み合わせの中で大切な役割を担っています。

1本の歯を失うと、その歯が担っていた役割を残っている歯が補うことになります。

そのため、お口全体の力のバランスが変化し、一部の歯に負担が集中しやすくなります。

最初は不自由を感じなくても、その状態が長く続くことで、残っている歯への負担は少しずつ大きくなっていきます。


負担が集中すると、さまざまなトラブルが起こります

一部の歯に負担が集中した状態で、歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)などの過度な力が加わると、歯や歯を支える組織への影響が大きくなることがあります。

また、歯周病によって歯を支える骨が減少している場合には、通常の咀嚼による力であっても負担となることがあります。

その結果、

  • 歯が揺れる
  • 詰め物や被せ物が外れたり壊れたりする
  • 歯にヒビや歯根破折が生じる
  • 歯周組織への負担が増える
  • 噛み合わせのバランスが変化する

などの問題につながることがあります。


「噛める」と「負担がかかっていない」は違います

患者さんから、

「ちゃんと噛めています。」

と言われることがあります。

もちろん、それは良いことです。

しかし、「噛めること」と「歯に無理な負担がかかっていないこと」は同じではありません。

一部の歯だけが負担を受け続けている場合、ご自身では気付かないうちに歯や歯周組織へダメージが蓄積していることがあります。

症状が現れたときには、すでに大きなトラブルへ進行していることも少なくありません。


私たちは「次の1本」を失わないための治療を考えます

当院では、失われた歯だけを診ることはありません。

その欠損によって、

  • どの歯に負担がかかっているのか
  • 今後どの歯にリスクが生じるのか
  • 10年後、20年後も安定した噛み合わせを維持できるのか

という視点で診査・診断を行います。

必要に応じてインプラントを選択するのも、失った歯を補うことだけが目的ではありません。

残っている歯を守り、これ以上歯を失わないためです。


次回のコラムでは

「ブリッジ・入れ歯・インプラント、それぞれの違いとは?」

それぞれのメリット・デメリットだけでなく、「残っている歯を守る」という視点から、それぞれの治療法を分かりやすくご紹介します。

 

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歯は歯周病だけで失うわけではありません

~歯の寿命を左右する「噛む力」という視点~

「歯を失う原因は歯周病ですよね?」

もちろん歯周病は、日本人が歯を失う大きな原因の一つです。

しかし、歯を長く守るためには、歯周病だけを治療すればよいわけではありません。

私たちが日々の診療で大切にしているのが、**「歯に加わる力」**という視点です。

歯周病による炎症をコントロールするとともに、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりなど、歯に加わる力を適切に管理することが、お口の健康を長く維持するためには重要だと考えています。


問題なのは「噛むこと」ではなく、「過度な力」です

私たちは毎日食事をし、そのたびに歯を使っています。

通常の咀嚼では、食べ物がクッションとなり、歯根膜が力を吸収・調整することで、歯や顎の骨に過度な負担がかからないようにコントロールされています。

一方で、歯ぎしりや食いしばり(ブラキシズム)では、食べ物が介在しない状態で強い力が歯に加わります。

このような力は長時間続くことも多く、歯や歯を支える組織、被せ物や詰め物などに大きな負担となることがあります。


歯周病と「力」が重なると、歯を守ることが難しくなる場合があります

歯周病は、細菌による炎症によって歯を支える骨が失われる病気です。

そのため、まず行うべきことは、原因となる細菌性バイオフィルムをコントロールし、炎症を改善することです。

しかし、歯周病によって支持組織が減少した歯では、過度な噛む力が加わることで、歯の動揺や咬み合わせの問題が目立つことがあります。

そのため当院では、歯周病の治療だけでなく、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりの有無も診査し、お口全体を総合的に診断しています。


インプラントは「咬合支持」を回復する治療です

歯を1本失うと、その歯が担っていた噛む役割を、残っている歯が補うことになります。

その状態が長期間続くと、一部の歯に負担が集中し、歯や歯周組織への負荷が大きくなることがあります。

インプラントは、失われた歯を補うだけでなく、失われた咬合支持(噛むための支え)を回復する治療でもあります。

咬合支持が回復することで、お口全体の噛み合わせのバランスが改善し、残っている歯への負担を軽減できる場合があります。

当院でも、歯周病の炎症を十分にコントロールしたうえで、インプラントにより咬合支持を回復し、お口全体の力のバランスを改善することで、過度な負担を受けていた歯の動揺が軽減した症例を経験しています。

もちろん、これはインプラントだけによるものではありません。

歯周病治療、適切な噛み合わせの管理、必要に応じた歯ぎしり・食いしばりへの対応、そして継続的なメインテナンスを組み合わせることで、お口全体の安定につながると考えています。


私たちは「お口全体」を診ています

インプラントは、歯がない部分だけを治療するものではありません。

当院では、

  • 歯周病の状態
  • 噛み合わせ
  • 歯ぎしり・食いしばり
  • 残っている歯への負担
  • 将来のリスク

まで含めて総合的に診断し、一人ひとりに適した治療計画をご提案しています。

私たちが目指しているのは、1本の歯を治すことではありません。

10年後、20年後も、ご自身の歯でしっかり噛み、食事を楽しんでいただくこと。

そのために、細菌による炎症だけでなく、「歯に加わる力」にも目を向けながら、お口全体を守る診療を大切にしています。


次回のコラムでは

「ブリッジ・入れ歯・インプラント、それぞれの違いとは?」

それぞれの治療法の特徴だけでなく、「残っている歯を長く守る」という視点から、わかりやすく解説します。

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歯を守る治療としてのインプラント

~インプラントの目的は「失った歯を補うこと」だけではありません~

「インプラントは歯を失ったら行う治療ですよね?」

もちろん、その考え方は間違いではありません。

しかし、私たちサンフラワーデンタルクリニックでは、インプラント治療を**「失った歯を補うため」だけではなく、「残っている歯を守るための治療」**として考えています。

一見すると意外に思われるかもしれませんが、これは長くご自身の歯を守るために、とても大切な考え方です。


歯を1本失うと、残っている歯が頑張り始めます

私たちの歯は、それぞれが役割を分担しながら噛む力を支えています。

ところが、1本歯を失うと、その役割は自然に周囲の歯へと移ります。

残っている歯は、これまで以上に大きな力を受け続けることになり、その状態が何年も続くことで、

  • 歯が揺れてくる
  • 詰め物や被せ物が壊れやすくなる
  • 歯根が割れる
  • 歯周病が進行しやすくなる

など、さまざまなトラブルにつながることがあります。

つまり、最初は1本の欠損だったものが、やがて2本、3本と歯を失う原因になることも少なくありません。


インプラントは「噛む力」を支える役割があります

インプラントは、失った歯の代わりとなる人工歯根です。

顎の骨にしっかり固定され、失われた部分で再び噛めるようになることで、お口全体の噛む力のバランスが改善します。

その結果、それまで周囲の歯に集中していた負担が分散され、残っている天然歯を守ることにつながります。

私たちは、この「噛む力のバランス」を回復することが、インプラント治療の最も大きな役割の一つだと考えています。


歯周病の患者さんでは、特に重要になることがあります

歯周病で骨が減少した歯は、炎症だけでなく、過度な噛む力によって動揺が大きくなることがあります。

当院では、歯周病治療によって炎症をしっかり改善したうえで、失われた奥歯をインプラントで回復することがあります。

すると、それまで一部の歯に集中していた噛む力が分散され、動揺していた歯が安定してくることを臨床の現場で経験することがあります。

もちろん、これはインプラントだけの効果ではありません。

歯周病の治療、咬み合わせの調整、メインテナンスなどを組み合わせ、お口全体のバランスを整えることで得られる結果です。

だからこそ私たちは、インプラントを「1本だけを見る治療」ではなく、「お口全体を守る治療」の一つとして考えています。


インプラントは、できるだけ少ない方がよいと考えています

「インプラント専門の歯科医院だから、多くのインプラントを勧められるのでは?」

そのようなご質問をいただくことがあります。

しかし、当院の考え方は逆です。

歯周病治療や矯正治療、再生療法などによって天然歯を残せるのであれば、その方法を第一に考えます。

また、矯正治療によって歯を移動させることで、当初予定していたインプラントの本数を減らせることもあります。

インプラントは多ければ良い治療ではありません。

患者さんが一生ご自身の歯で快適に噛み続けられること。

そのために必要最小限のインプラント治療をご提案することが、私たちの理念です。


私たちが守りたいのは、インプラントではなく天然歯です

サンフラワーデンタルクリニックでは、

「インプラントを入れること」を目的にはしていません。

本当に守りたいのは、患者さんの天然歯です。

失った歯を補うことで、お口全体の噛み合わせを安定させ、残っている歯への負担を減らし、10年後、20年後、その先もご自身の歯で食事を楽しんでいただくこと。

それが、私たちが考える「歯を守る治療としてのインプラント」です。


次回のコラムでは

「歯を失ったまま放置すると、なぜ他の歯まで失いやすくなるのか?」

実際によくある症例をもとに、わかりやすくご紹介します。

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口臭でお悩みの方へ➂ ほんだ式口臭治療(自由診療)

口臭の原因を科学的に分析し、根本的な改善を目指す専門プログラムです。

口臭の原因は、お口の中だけではありません。

歯周病や舌の汚れ、お口の乾燥だけでなく、鼻やのどの状態、胃食道逆流症(逆流性食道炎)、生活習慣、全身の健康状態など、さまざまな要因が複雑に関係しています。

そのため、短時間の診察では原因を正確に特定することは困難です。

当院では、ほんだ式口臭治療に基づき、約3時間かけて口臭の原因を総合的に分析し、一人ひとりに合わせた改善方法をご提案します。


治療内容(約3時間・完全予約制)

① 問診(約1時間)

口臭のお悩みだけでなく、生活習慣、食生活、お薬の服用状況、既往歴、全身の健康状態などを詳しくお伺いします。

口臭の原因を見つけるためには、患者様のお話を丁寧に伺うことがとても重要です。

② 検査(約1時間)

さまざまな角度から口臭を評価し、原因を総合的に分析します。

【主な検査内容】

  • 口臭測定機器による口臭測定
  • 官能検査(実際のにおいの種類や強さの評価)
  • 口呼気・鼻呼気の評価
  • 尿検査
  • 舌の診査(舌苔・舌の状態)
  • 唾液や口腔乾燥の評価
  • 歯周病・むし歯・口腔内環境の診査
  • アテインによる口臭リスク検査(未来の口臭リスクの評価)

官能検査では、機械による測定だけでは判断できない口臭の特徴を確認するため、歯科医師が実際に患者様の呼気を確認し、においの種類や強さ、発生源を総合的に評価します。

③ カウンセリング(約1時間)

検査結果をわかりやすくご説明し、口臭の原因と改善方法について詳しくご説明します。

必要に応じて、歯周病治療やむし歯治療、生活習慣の改善、耳鼻咽喉科や消化器内科などとの連携についてもご提案いたします。


費用

110,000円(税込)

完全予約制 約3時間


このような方におすすめです

  • 長年、口臭に悩んでいる方
  • ご家族や周囲から口臭を指摘された方
  • 自分の口臭の原因を詳しく知りたい方
  • 市販のケア用品では改善しない方
  • 根本的な改善を目指したい方

当院が大切にしていること

私たちの目的は、口臭を一時的に抑えることではありません。

現在の口臭だけでなく、将来の口臭リスクまで見据えて原因を分析し、一人ひとりに合わせた改善方法をご提案することです。

「なぜ口臭が起こっているのか」を明らかにすることが、改善への第一歩です。

当院では、機械による測定だけではなく、専門的な問診、多角的な検査、そして歯科医師による診断を組み合わせることで、より精度の高い口臭診断を行っています。

一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

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船越歯周病研修会45周年記念講演に参加してきました

院長と2人で参加した本講演会は、
全国、そして世界の臨床家が集う中で、多くの学びを得る大変貴重な機会となりました。

日本の歯周病治療を長年にわたり牽引され、再生療法(エムドゲイン)をはじめとする先進的治療を臨床に導入し、世界基準の歯周病学の普及と人材育成を通じて、現在の日本の歯周病治療の礎を築いてこられた船越先生。

遡ること13年前——

当時の私は、
日常臨床の中で、抜歯基準に該当する歯がそのまま抜歯と診断されてしまうことや、治療を繰り返した末に抜歯へと至る歯科医療の在り方に疑問を感じていました。

「抜かなくても大丈夫ですよ」と自信をもって伝えられる知識と技術を身につけたい。
その思いを胸に、模索の日々を過ごしていました。

そしてたどり着いたのが、
船越歯周病学研修会での学びでした。

再生療法という考え方。

失われた組織を回復させ、
歯を残す可能性を科学的に追求する治療。

再生治療は一部の高度な技術を持つ限られた臨床家にしかできないものだと考えていました。

しかし研修会の中で示されたのは、

原理・メカニズムを正しく理解し、適切なプロトコルに基づけば、
再生は再現性をもって達成できる治療であるという事実でした。

“特別な誰かだけができる治療ではない”
——その認識の転換が、

自分の臨床の軸を定め、
現在の当院のコンセプトである
「歯を守る・残す」を決定づける原点となりました。

今回の講演では、
再生療法の変遷についても体系的に示されていました。

その歴史を辿る中で、
現在の治療が決して当たり前のものではなく、

長年の研究と臨床の積み重ねの上に
成り立っていることを改めて実感しました。

そしてその歩みの中に、
先生ご自身の臨床と教育の歴史が重なっていることも、非常に印象的でした。

研修会受講時は、お話しすることさえ恐縮してしまうほどの存在でありながら、
一人ひとりに真摯に向き合い、寄り添ってくださいました。
「自分は特別である」と自然に感じさせてくださる在り方に、深い感銘を受けました。

研修会を通じてご指導いただいた先生方と受講生の先生方とのご縁は私にとってかけがえのない財産です。同期の先生方とは今なお交流が続いており、
そのつながりの深さを感じています。

国内外で活躍されている多くの臨床家を輩出してきたこと自体が、
この研修会の教育体系としての価値の高さを示していると感じます。

受講した研修会の2年後にフロリダで開催されたアメリカ歯周病学会(AAP)に同期の先生方と参加しました。
「娘さんもぜひご一緒に」とお声をかけていただき、
私は娘とともに参加させていただきました。

歯科の世界の奥深さ
そして広い視野を持つことの重要性を学ぶ、
かけがえのない経験となりました。

臨床家としてだけでなく、
歯科医師として、そして一人の人間として
どのような視野を持ち、どうあるべきか。

その両方を示してくださる存在です。

45年という年月をかけて積み重ねられてきた臨床体系と哲学。

その重みと歩みに、ただただ圧倒される時間でした。

夫婦ともにご指導いただいている船越先生。

これまでのご指導に、

そしてこのような学びの場を築いてくださったことに、

心より感謝申し上げます。

Instagramには写真も掲載しています https://www.instagram.com/sunflowerdentalclinic/

 

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口臭でお悩みの方へ②

当院の口臭治療について(ほんだ式口臭治療)

当院では、
ほんだ式口臭治療を行っています。



ほんだ式口臭治療 提携医として、日本口臭学会 認定医として、
口臭に悩む方の診療に継続して取り組んでいます。

さらに
日本歯周病学会 認定医として、
歯周病と口臭の関係についても、専門的な視点から診療を行っています。


受診前にご協力いただくことがあります

ほんだ式口臭治療では、
初診前に

  • 詳細な問診票

  • 1週間分の生活調査表

のご記入をお願いしています。

これは、
できるだけ正確に原因を整理し、
無駄のない診療を行うために欠かせない工程です。

口臭は、
職業・食事・生活リズム・睡眠・ストレス・基礎疾患・服薬状況など、
日常生活と密接に関係しています。

記載する過程そのものが、
ご自身の状態を整理する一歩になることも少なくありません。


当院の口臭治療の流れ

当院の口臭治療は、
以下の3つのステップで行います。

① 約1時間の詳しい問診

事前にご記入いただいた内容をもとに、
これまでの経過や不安を丁寧にお伺いします。

② 約1時間の口臭検査・口腔内評価

口臭測定器を用いた検査と、
歯科的な視点からの詳細な評価を行います。

③ 約1時間の原因説明と指導

得られた情報を整理し、
考えられる原因を特定し生活習慣および口腔内環境を改善していきます。
時間をかけてご説明し不安を除去し、無臭化をコントロールしていきます。

*ほんだ式口臭外来の目的は完治ではなく寛解です。寛解とは…症状がほぼ消失することです。寛解を維持できるよう定期的受診をお勧めしています。


診療は1日でも、分けても行えます

これらのステップは、

  • 1日でまとめて行う方法

  • 1時間ずつ、3日に分けて行う方法

のいずれにも対応しています。

お仕事や体調、精神的なご負担を考慮し、
無理のない進め方を一緒に相談して決めていきます。


最後に

この文章を読みながら、
「もしかしたら自分のことかもしれない」
そう感じられた方は、どうか一人で抱え込まないでください。

口臭治療は、
単に、においを消す治療ではなく、
原因を特定して改善することによって、不安を除去していくことが大切だと、私は考えています。

まずは、今のお悩みをお聞かせください。

あなたが少しでも安心して、
人と向き合える日常を取り戻せるよう、
私たちは丁寧にサポートいたします。

次回のコラムはそこまで悩んでいないけど、

口臭をケアしたい方のためのオーラルデオドラントです

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口臭でお悩みの方へ①

― 当院の口臭治療について ―

はじめまして。
サンフラワーデンタルクリニックで口臭治療を行っております、副院長の岡村由香理です。

このページをご覧になっている方の中には、
「自分の口臭が気になる」
「人と話すとき、距離を取られている気がする」
「長年悩んでいるのに、どこに相談すればよいかわからない」
そんな思いを抱えてこられた方もいらっしゃるかもしれません。

口臭の悩みは、とても繊細です。
家族や友人にも相談できず、
「気にしすぎ」「考えすぎ」と言われ、
さらに傷ついてしまったというお話も、私はこれまで何度も伺ってきました。

口臭は、誰にでも起こりうるものです

まずお伝えしたいのは、
口臭は決して特別な人だけに起こるものではないということです。

起床時や空腹時、緊張しているときなど、
誰にでも一時的に口臭が生じることがあります。
これは「生理的口臭」と呼ばれ、
体調や生活リズムによって変動する、自然な現象です。

一方で、

  • 歯周病・むしば

  • 舌や唾液の状態

  • お口の中の細菌バランス

などが関与し、慢性的に続く口臭として現れる場合があります。
これを「病的口臭」と呼びます。

「きちんと歯を磨いているのに治らない」
そう感じている方ほど、
原因が一つではないことが少なくありません。

病的口臭は、歯科だけが原因とは限りません

病的口臭というと、
歯や歯ぐきが原因だと思われがちですが、
すべてが歯科領域だけで完結するわけではありません。

病的口臭には、大きく分けて

  • 歯科的な原因

  • 耳鼻科的な原因

  • 内科的な原因

  • 心理的な原因

が関与する場合があります。

歯科的な原因

もっとも頻度が高いのは、
歯周病や歯ぐきの炎症です。

歯周病は痛みが少ないまま進行するため、
自覚がないまま、口臭だけが強くなることも珍しくありません。


耳鼻科的な原因

  • 慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)

  • 扁桃の炎症や膿栓

  • 後鼻漏(鼻水がのどに落ちる感じ)

などがある場合、
お口の中をどれだけ清潔にしても、
改善が乏しいことがあります。

内科的な原因・全身との関係

頻度は高くありませんが、

  • 強い胃腸症状を伴う場合

  • 薬の影響による唾液分泌低下

  • 全身状態や代謝の影響

が口臭に関係することもあります。

また、
**呑気症(無意識に空気を飲み込む癖)**や
逆流性食道炎が関与するケースもあります。

ただし、
「口臭=胃が悪い」というケースは、
一般に思われているほど多くはありません。

大切なのは、
思い込みで原因を決めつけないことです。

それでも、まず歯科で整理する意味があります

原因が多岐にわたるからこそ、
私は最初の窓口として歯科が重要だと考えています。

  • 口臭原因として最も多いのは歯科的要因であること

  • お口の状態を正確に評価しなければ、他科の判断も難しいこと

  • 「何が原因ではなさそうか」を整理することが、不安の軽減につながること

当院では、
歯科としての責任範囲を丁寧に評価したうえで、
必要に応じて耳鼻科・内科的要因を考えていきます。

②へ続く

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